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 2013年の暮れに始めた竹細工。竹細工には全く縁の無い人生を送ってきた私には、竹籠を編む、竹ヒゴを作るなどなど全てが新鮮な驚きでした。そしてどんどん興味を持って進んでいき、やはり材料調達という壁にぶつかった2014年4月春。

6年前に南房総で既に伐採してました

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 2年ほど前から東京-館山で2地域居住を始めています。いずれ館山に定住する予定なので、竹細工の道具も当初から積極的にお引越しさせているのですが、やはり問題は材料調達でした。良いご縁をいただき、今は材料調達には事欠かないようになりましたが、当時の記事「竹取のオッキーナ♪」を読むと、やはり材料の自力調達には苦労していたようです。南房総まで遠征して伐採するとは当時のやる気マンマン度を感じます。

南房総で伐採したのは淡竹でした

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 竹材を手に入れるためにインターネットを駆使して、いろいろと探しましたがほぼ情報を得ることが出来ず大変苦労したことを覚えています。当時は竹細工教室を探すことでさえ苦労するような環境でしたから、竹材調達の情報を得るのは至難の技、「真竹(まだけ)」指定なんて不可能といって過言ではない状況でした。

 詳しい場所は伏せますが、何とか淡竹が伐採出来る場所を見つけることができ、喜び勇んで現地まで車を走らせたのでした。

淡竹と真竹の違い

真竹と淡竹の違い

 淡竹を調達できるようになったことで、その後の材料調達に不安は無くなったのですが、淡竹は教室で使っている真竹とは少し違った特徴がありました。見た目もそうですが材料として使う場合は「少し硬い」「節間が短い」といった部分が多少扱いが変わるところでした。

 結局、その後の教室主催の伐採で真竹を潤沢に得られることになったのですが、この時の経験は今も生きていて、真竹に拘らずいろいろな竹を利用して竹細工を楽しむようになったのでした。

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