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今想うこと

*5/11にブログにアップした記事なのですが、こちらにも再掲します。このときはまだ緊急事態宣言の最中でした。 

 みなさんはいかがお過ごしでしょうか。私はおかげさまで元気に過ごしておりますが、3月末から全ての合唱団の練習がストップし、本番も夏あたりまでのものはほぼ中止、秋以降のものは様子を見て検討、というものがほとんどになりました。もうしばらくはこのような状況が続くのかな、と思うと悲しい気持ちにもなりますが、今は我慢の時と思っています。このような状況で今想っていることを書きました。

 新型コロナウイルスの感染の収束が見えない中で、「リモート合唱」や「テレコーラス」などの動きも出てきており、時代の変化を感じています。実際に多重録音されたものを聞くと、いいなぁ、と少し気持ちが乗ってきます。またZoomなどでの練習報告を紹介されている方もいらっしゃって、新しい時代の練習方法の一つとして大変参考になりますね。

 私が関わる合唱団の活動も様々です。ざっとこんな感じです。

・先に述べたリモート合唱やリモート新歓などリモートでの活動に積極的に取り組む団

・これを期に過去に演奏した曲を発掘/整理しようと、Zoomでわいわい言いながら年表作成(プログラムなどの資料がそれぞれの家にあるので意外と捗ります(笑))の作業をする団

・合唱団の規模や環境的にリモート練習は難しいけど、団内通信の発行やメッセージのやり取り、自主的なリモート会合(飲み会も含む)などでコミュニケーションを保つ団

・ホームページの更新作業やコロナが収束したら開催しようと思っている演奏会でやりたい曲を妄想する、などをしてメンテナンスや今後の計画を検討する団    など

 どの合唱団も、来るべき日(今までと少し形が変わってしまうかもしれないが何らかの形でひとところに集まって合唱が出来る日)に向けて、できるだけコミュニティを維持する(合唱団によっては拡大する)ためにいろいろと策を考えて、できることをできるところから実践されています。練習が中止となってから少し時間が経ってきましたので、当初に比べ進め方などがだんだんとスムーズになってきました。

 歌えない時間がこれほど長期にわたる(しかも日本中で)という前例のない経験をしている中で、歌えないことに少し焦りを覚える方もいらっしゃるかもしれません。特に家などで歌える環境のない方は尚更かもしれません。しかし焦る気持ちはわかりますが、実際に会って歌うのは、もうしばらく先になりそうですので、今は焦らずに、歌うことでなくても結構ですので、お便りを書くとか、楽譜を見るとか、様々な音楽をCDなどで聴くなど、何でもよいので、何かできることを一つでよいのでやってみることが大事なのかな、と感じています。ハミングくらいなら何とか家でもできる、というのであればそれでもいいと思います。普段だと雑事にかまけて見過ごしてしまうことも、今なら新しい発見があるかもしれません。

 そうやって何とか心に灯りを灯し続ければ、実際に集まって何らかの形で合唱ができる日が来た時に、大きな喜びとなって私たちに還ってくるような気がしています。

 私もできるだけ皆さんとの接点を多く作りながら、何とか灯りが寂しくならないように頑張りたいと思います。合唱のために何かできることがあれば積極的に関わろうと思いますので、ぜひお気軽にお声がけいただけるととても嬉しいです。知恵を絞ってできることをひたすら頑張りたいと思います。思い切り歌が歌える日を切に願って。


 近況報告、と思ったら、えらい長くなってしまいました。お許しください。

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