このお話は実話です。すっかり忘れていたのですが、このお正月、少し家にいられる時間があり…携帯のネタ帳(メモ帳)をフト見るとぎっしり何か書いてある・・・あそうだ、この時いろいろ心に響くものがあったんだよなぁと思って一生懸命メモしたことを思い出しました。 時は2021年のとある夏の日…私はその年の春に会社を辞めてから、今まで井の中の蛙のようだった会社員生活を飛び出し、人生の勉強という名の自由人を満喫しておりました。 その日はとても暑い日で、名古屋の大須商店街に何かの用事で出向
「ほんの5分の奇跡の話」 その日私は1人静かに地下鉄の駅のホームで泣いていた。 うつむいて、周りに気付かれないように。 悲しいことがあったわけではない。 なんだか嬉しかったのだ。 今から話すのは、ほんの5分のある日の私の物語。 ほんの5分だけど奇跡が積み重なった不思議な5分。。。 5分前、私は地下鉄の改札を通り、ホームへと歩いていた。 名古屋の天狼院という、本屋さんなのに様々な学びの場も提供する少し変わった本屋さんで、マーケティングゼミを受けた帰りだった。 その日
「雷が落ちるような衝撃をくらったことがある? 」 ある日友人に聞かれた。 即答するには少し難しい質問であったため、少し言葉に詰まってしまった。 私自身すでに40年数年生きていて、人生を振り返ってみたら、雷が落ちたような衝撃的な事件はいくつもあった。 実際、雷が落ちる様な気象時は、同時にザーザー降りの雨も降っていたりする。 それは心に雷が落ちたような衝撃をくらってその後号泣する……そんな感じに似ていると思う。 私は友人にこう答えた。 「雷が落ちたような衝撃的な事……うん
病に倒れ闘病中の父が亡くなった時、私はまだ20代だった。 親不孝もしていないが、たいして親孝行もしていなかった私が、唯一出来た親孝行は孫の顔を見せたことだろう。 その時、第一子の長女みーちゃんは2歳になったところであった。 葬儀の時、何十年か振りに会った親戚もいた。「八重ちゃん大きくなって綺麗になって!」 (この時はもう田舎のダサさは結構抜けていた、詳しくはその前に掲載したミセス〇〇は田舎くっさい子から生まれたを読んでほしい) そう言われることはとても嬉しいが二言目には皆、
そもそもなぜ「うさぎ様」とうさぎに「様」をつけるところから話が始まるのかもしれない。 それは簡単な話だ。 私が、我が家の「うさぎ様」の「下僕」となってもいいレベルにメロメロであるからだ。 我が家に「うさぎ様」が来たのは、3年前のクリスマスイブ。 クリスマスプレゼントという名目で「うさぎ」をお迎えしようと当時小5の息子をそそのかし、一緒にペットショップに行って息子にどの子をお迎えしようか選んでもらったグレーのネザーランドドワーフちゃん!(ピーターラビットの種類) そう、ここ