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青江さんと131日目(1日空いてすみませんでした ビートルズの話でもしますか)

こんばんは。ユースムースアヴェニュー青江です。
連続投稿が昨日で途切れてしまいました。まことにすみません。ちょっとグッタリしてる隙に容赦なく朝を迎えてました。要するに寝てました(笑)

相変わらずこの8月はネタが無いんですけど、皆さまこちらの映像はもうご覧になりましたでしょうか

本当は去年に劇場公開予定でしたが延期になり、今年の夏に公開予定!からの再延期で…

最終的には11月にディズニープラスからの配信になったみたいで、さらに

未公開映像を含む全3話6時間超えのボリューム(笑)
見てないうちからなんともいえませんが、これはどうなのでしょうか。マニアしか楽しめない感じになっているのでは?たまにそういうところあるぞ、アップル(Macじゃないほうの)

このようや懸念を青江が抱くには理由がありまして
その昔、1995年ごろ、僕が中学から高校にかけての時期に
「ビートルズアンソロジー」シリーズが発売されました。ジョン・レノンが残したデモテープに他の3人が演奏を加えたバーチャルな「再結成」による新曲が収録されており、当時話題になったものです。
その曲はこちら

このアンソロジーシリーズ(全3巻)はビートルズデビューから解散までの時系列にそって、デビュー前の録音、アウトテイク、未発表曲、デモテープ、がたんまり入ってます。一説によるとビートルズの海賊版が蔓延するのを防止するため、そういったレア音源をオフィシャルにリリースするという狙いもあったようです。

そう、素材的には海賊版なんです。ビートルズ愛を脱ぎ捨てて解説しますと
デビュー前の録音
→未熟、音質悪い
アウトテイク
→録音中に誰かしら何かしら失敗したやつ
未発表曲
→これは売り物にならんと判断したやつ
デモテープ
→メンバーに聴かせる用で適当

これは裏を返せば、マニアからすれば
「こんなに若々しい頃が!未熟!だがそれがいい!」
「あ、この演奏のここはレコードと少し違う!」
「ビートルズの演奏と歌で初めて聴く、もはや新曲!」
「デモではここの歌詞はまだ決まってなかったんだ!ひょおーー!」

みたいな、ハアハアし放題の極上の喜びなんですけど、そこで初めてビートルズに触れる人にとっては、演奏が途中で終わっり、異常に音質がモコモコだったり、そこまで良い曲じゃなかったり、アコギと適当なハミング(やっぱり途中で終わる)だったりで、あんまり良く無いんじゃないかなあと勝手に心配になります。逆に「イエスタデイ」とか「レットイットビー」とかは欠損なくちゃっかりしっかり入ってたりするので、余計にテンプレな「ビートルズってやっぱいいよね」を助長してしまうだけなのでは。アンソロジーってそのためのアルバムじゃないだろ!中学生の青江はもうそれが心配で勉強が手につかなかったですね。朝も起きるのが苦手でした。

僕はアンソロジーが出る前には海賊版をなんとなく揃え始めてましたので、収録曲にそこまで驚きはなかった記憶があります。

まあ要するに、オリジナルアルバムを全部聴き込んでから楽しむべきアイテムだったわけですね。

ちなみに、何かで読んだんですけど若者のビートルズ入門用にエルビス・コステロが勧めるは「パスト・マスターズvo.2」だそうです。さすがだぜ!

いつのまにかアンソロジーの悪口になりましたが(笑)
映画はどうなんでしょうねえ。とてーも見たいですねえ。

ちょっと触れるつもりがあっという間のボリュームになってしまったので最後は短くまとめますが、もともと秋に公開される「ゲット・バック」は1970年の「レットイットビー」という、ビートルズ史上もっとも暗く陰鬱な、結果的にバンド崩壊ドキュメンタリーになってしまった映画が下地なんすね。有名な屋上ライブシーンで映画はカッコよく終わるんですけど、この映画のおかげでポール・マッカートニーにはバンド内でのちょい嫌われ者みたいなイメージがついてしまった事は否めないと思います。ジョンはヨーコとベッタリ。ジョージはイライラ、感電、リンゴはずっともっさり不機嫌、みんなそんな感じ。

それが!記事冒頭に貼り付けた先行映像を見てみますと、何ということでしょう!みんな笑顔。
そもそも新曲作り&数年ぶりのライブリハーサルの密着撮影というミュージシャンは否が応でも不機嫌になりがちなシチュエーション。こんなにも和気藹々とした空気があったとは。驚きです。

長々書きましたが、要は「みてぇーよぉー」
という話でした。
ではでは、また明日。

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