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青江さんと423日目(年末ワンマンありがとうございましたー!!)

こんばんは、青江です。ヘッダー画像は、先日のワンマンライブの模様です。

というわけで、先日の一曲アップしてみました。

今回参加してくれたコーラス増田奈帆子によって原曲の3声コーラスを再現でき、そこにピアノ杉山飛鳥さんのプレイが彩りを添えてくれてます。あざっす。
そしてなにより、ベーシックメンバーのタケちゃん、YOSHIMIさん、ハットリさんと細かいところを少しずつブラッシュアップしてきた成果が出ているんじゃないかなと。あざっす。
カメラマイクなので音質は最悪ですが(笑)最後のメンバー紹介含めて、ぜひぜひご覧下さいませ。

そんなわけで、なかなかじっくり振り返る時間が無いといいつつ湯舟に使っている青江ですが
「今がその時では?!」
と思いたち、これを書いています。

改めまして、先日8日の年末単独公演「愛燦燦」
ご来場の皆様、誠にありがとうございました!!
今年は青江バンドでほぼ月一ライブをやってましたが、色々と試行錯誤するなかで発掘していった過去曲も盛り込み、昨年末のワンマン以上に青江オールタイムベストな選曲でお届けできたかと思います。いったん、いつ死んでも大丈夫になりました(笑)今進めてる新曲がもう少し見えてくれば、それを仕上げるまでは生きる方向にシフトします。ご期待ください。
そんな話はさておき、セトリはこんな感じ

2023/12/08  吉祥寺ブラック&ブルー
青江好祐単独公演「愛燦燦」

オープニングSE 愛燦燦(小椋佳)
1.れでぃすあんどじぇんとるめん
2.四畳半
3.Dan Da Dance
4.恋のゆがみ

5.あのよ
6.走馬灯
7.グッド・バイ

8.bang! bang! bang!
9.色と男

※杉山飛鳥と二人
10.love(ジョン・レノン)
11.エキストラ(KAN)

休憩

12.外郎売

※青江好祐と愛燦燦フルメンバー
13.サンキュ.(徳永英明カバーのカバー)
14別冊マーガレット
15.ティーンエイジ・シンフォニー

16.燃えているゴミ
17.たわわ
18.ハーバーライト・ウーマン

19.星降ル回リ道
20.伊豆の魔法使い

※アンコール
21.ハニームーン
22.愛燦燦(小椋佳カバー・青江弾き語り)

計22曲。休憩を挟みましたが、全体で2時間半くらいやってたのではないでしょうか。後半一発目の「外郎売」は曲ではないですが(笑)

フル尺ではこんな感じのやつで

僕のほうがもう少し芝居がかって間を取ってるので全体で5分半くらいですかね。役者はもちろん声優やアナウンサーなど、声を使う仕事の人が必ず通るような必修科目的なやつらしく、元々は歌舞伎の中の長台詞だそうです。
去年末のワンマンでは、杉山飛鳥さんのピアノと二人でポエトリーリーディングのカバーをやりましたが、今年も何か芸を身につけたいものだなと思っていたところ、この「外郎売」の存在を知りまして、じっくり覚えて披露してみた次第でございます。なんとか無事最後まで披露できて感無量。あざっす。

今回のセトリ、半分がユースムースの曲でもう半分が青江ソロ曲とカバー曲って感じですね。古い曲は20年くらい前に書いたものもありますが、今でも違和感なく歌えて演奏できる曲が多くて嬉しいです。
当時は制作でお世話になっていた方々のアドバイスもあり、歌詞も曲もひたすら書いては直しを繰り返してましたね。おかげさまで時の試練に耐えうるものになっているんだなと思います。あざっす。
歌詞はいまだに第五稿目くらいまで書き直して推敲したりするのは、あの頃の経験とトラウマ(笑)なのかもしれません。

沢山の人が見に来てくれて、演奏しながら幸せを噛み締めておりました。
噛み締めつつライブ終盤、ユースムース最初の解散ライブの2009年以来初めて演奏した「星降ル回リ道」で指がつりました(笑)老化ですかね。自分を労わっていきたいと思います。

そしてなんといっても、今回は岡山からオカンが見に来てくれてました。
さらにメンバーのお母様もお一人いらしてくださって、急遽母親席をキープする事に(笑)仲間もたくさん駆けつけてくれて、愛燦燦というタイトルにして良かったなあとしみじみ思ったのでした。

さて、なぜ今回このタイトルにしたかと言いますと
一つは単純に年末感というか紅白感が欲しかったからなのですが…もう一つ理由が

最近僕が弾き語りでメイン使用しているギター、フェルナンデスのフォークギター。これが実は元々オトンの所有していたもので、大学生活を終えて大阪を後にする際に返ってきたアパートの敷金で買ったものなのだそうです。70年代後半とかそんな感じですかね。ある意味ビンテージギターなのかな。
僕に多大な影響を与えてくれたビートルズ好きなオトンですが、歌声は「愛燦燦」を書いた小椋佳さんにとても似ております。ソフトな声質で、ほんとに歌の上手い人でした。
子供の頃
「『それでも過去たちは優しくまつ毛に憩う』…良い歌詞じゃなあ」
とオトンが言っていたのを覚えてて、今もそこを聴くたびに
「良い歌詞じゃなあ…」
と思います。
こんな思い出があり、さらにそのオトンのギターで「愛燦燦」を歌うなんて、なんか…あれじゃないですか。ここまで書いた流れも。なのでMCで
「オトンは死んで無いですよ(笑)」
と言いましたが、まあ実際はけっこうヘビーな病気をアレしてまして。

コロナ禍真っ只中の2021年2月。岡山の実家裏にある家業の工場事務所で無観客配信をしたのですが

なんでこの時期に強行したかというと、オトンが僕を息子と認識してライブを聴いてくれる最後のチャンスかなという状況だったからです。当日、実家に到着した時にオトンが僕に
「事務所、さびー(寒い)で」
みたいな事を言ってたのですが、文章で僕に話しかけたのはこの日が最後だったと思います。
幸いまだ存命ですが、今では会話をする事は不可能になってしまいました。
今年は春に岡山へ何度か行き、何もわからないながら弁護士に相談しつつオカンと会社を畳み、その関係で現在進行形で実家自体の存在がもはやこれまで状態になり、さらにバンドは近藤君が育休の向こう側に旅立ち(笑)
厄年(後厄)は去年で終わったはずでは…というくらい全てを失った感が漂いかけましたが

いやいや、配信、撮影、司会etcと日々仲間に必要としてもらい、3年半越しにアルバム「十畳」を完成させ、青江バンドが結束を深め、歌も上手くなった。さらに酒と飯が美味い。特に今は鍋と日本酒が美味いじゃないか。と秒で立ち直りまして
全てに感謝を込めタイトルに「愛燦燦」を拝借した次第です。

長丁場の最後の最後、ステージに一人残り、オトンのギターで「愛燦燦」を歌って今年のバンドライブを納めました。それぞれ人生色々ありつつ、寄り添ってくれるお客さんや仲間たちに捧げる気持ちでしたが、まさかそれをオカンが目の前で聴いてくれるとは思いませんでした。なかなかエモい時間だったと思います。オカンあざっす。
ライブのフル動画はまた後日有料部分に載せますし、さらに今回は何曲か普通にYouTubeで公開しようかなと思ってます。よろしくお願いします。

余談ですが、先ほど書きましたようにオトンは歌声が小椋佳さんに似ています。
終演後、お客様に
「最初のSEの愛燦燦は、青江さんが小椋佳のモノマネをして歌ったバージョンですか?」
と聞かれました(笑)実際は小椋佳さんの音源だったんですが、なるほど僕もちょっと声が似てるんですね。
人生って、不思議で嬉しいものだなあと思いました。

今日もありがとうございました。
ではでは、また明日。

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