SIMカードについて in スウェーデン
今回の記事では、スウェーデンに留学を考えている方向けに、SIMカードについて書いていこうと思います。
スウェーデンには日本のようにいくつかメジャーな携帯会社があります。「スウェーデン SIM」で検索すれば、必ず出てくるであろう会社は
・comviq, Telenor, Tre (3)
・Tele2, Telia, Halebop
あたりだと思います。上記3社はサービスに関する情報やウェブサイト等すべてスウェーデン語のみですが、下記3社は英語対応有です。とは言っても、Googleの自動翻訳機能を使えばそれほど問題ではないのですが…。あと、Tele2に関しては、子会社であるcomviq経由でしかSIMを販売していない、というようなことが別のサイトに書いてあったので、Tele2にしよう!と思っている方はお気をつけください。
各携帯会社の料金プラン等の比較に関しては、こちらのサイト
を参照されるといいかな、と思います。よくまとまっていて分かりやすいです。ちなみに筆者はcomviqのSIMを使用しています。現地の学生から勧められるままに笑。プランについては後述します。
それでは、SIMを実際に使い始めるまでの具体的な手順について書いていきます!(注:私はプリペイドSIMを使ったので、プリペイドSIMについて書いていきます。)ちなみに、このSIMカードに関してわたしがやらかした失敗談を別の記事にまとめておりますので、絶対お金を無駄にしたくない、失敗したくない方はこちらを先にお読みください。記事はこちらから↓
①SIMカードを購入する
【ケース1】現地到着直後・滞在期間が1年未満の場合
SIMカードは電子機器類を取り扱っているお店(TEKNIKなど)はもちろんのこと、セブンイレブンや現地のコンビニPressbyrånなどで購入することができます。SIMカード本体の値段は携帯会社によって多少異なりますが、概ね500円程度です。
【ケース2】滞在期間が1年以上の場合
滞在期間が1年以上の場合、移民庁でpersonalnummer(個人ナンバー)というものを発行してもらえます。日本でもつい最近導入されましたね。この番号を持っていると、オンラインで購入することも可能です。SIMカードは自宅郵送、近隣のコンビニ等まで配送、あるいは最寄りの携帯ショップでピッキングが選べます。ただ、ピッキングだと追加で料金がかかる場合もあるのでそこはお気をつけください。
【ケース3】学生の場合
すべての大学かどうかは分かりませんが、学生の場合、始めだけ留学先の大学からSIMカードをもらえます。私の大学ではcomviqのSIMが支給されました。
②プランを決める
プランについては、自分が日本にいたときにどれくらい使っていたか、必要としていたか、を基準に考えればいいと思います。
私は冒頭でも述べた通り、学生オススメのプランにそのまま決めました。comviqの学生向けのFixed priceで、通信量8GB(EU圏内であれば外国でもネット使えます)、テキストメッセージ・電話かけ放題、30日間で145SEK(1800円くらい)でした。私が日本で使っていたプランより圧倒的にサービスが充実してます。
③お金を払う(プリペイドSIM)
【ケース1】現地到着直後、滞在期間が1年未満の場合
通信料金もSIM購入時同様、携帯ショップ、コンビニで支払うことができます。同じ携帯番号を使う場合は、使用したいプランをレジスタッフに伝えればOKです。SIMを変える場合はそのことも併せて伝えます。
【ケース2】滞在期間が1年以上の場合
SIM購入時同様、オンラインで支払うことができます。携帯番号、パーソナルナンバー、プランを入力するだけです。間違いがないので安全で便利ですね。
【ちなみに】学生の皆様(comviqSIMの場合)
学生向けのFixed priceはオンラインでのみ支払いを受け付けています。店頭支払いサービスは終了したそうなので、気を付けてください!(つまり、滞在期間が1年以上でないと支払えない…世知辛い世の中です)
④SIMを挿入する
ここからはcomviqのSIMカードを例に説明していきます。
comviqのパッケージはこんな感じです。
パッケージの右側面に切り込みがあるので、切り込みに沿って開封します。開封するとこのようになっています。
中央にあるカードのようなものにSIMカードが付属しています。このカードをケースから取出し、裏返すとこのようになっています。
水色の線で囲った部分が標準SIM、内側のグレーの部分がmicroSIM、ピンクの線で囲った部分がnanoSIMと呼ばれる大きさです。SIMカードの大きさは携帯の端末によって異なるので、SIMカードを切り取る前にご自身の端末がどのサイズのSIMに対応しているのか確認しておきましょう。SIMスロットを開けて確認するのが一番確かなのですが、以下のmineoというサイトでも簡単に確認することができます。
HP上部の「端末」タブから「動作確認済み端末」を選択し、自分が使っている端末名を入力すると、料金プラン一覧がでてきます。プラン名と共にSIMサイズが記載されています。
SIMカードを台紙から切り取ったら、SIMスロットに挿入します。スロットを開けるためのピンを持ってない!という方は安全ピンで代用可です。
⑤SIMをactivateさせる
SIMを端末に挿入し終えたら、あとはSIMを使えるようにするだけです!
スウェーデンでは、お店でお金を払った後にレシートとは別にもう一枚このような紙を渡されます。
大事なところは枠で囲ってある部分だけです。
まず通話アプリを起動し、青枠内に書いてある「*110*」を入力します。
続けて赤枠内の13桁のKod(Codeの意味です)を入力します。
最後に「#」をつけて、コールボタンを押せば完了です。
いかがだったしょうか?私は現地の学生のサポートがあったからこそ、ここまでたどり着きましたが、そうでない方は苦労されるかと思います。分からなくても、店員さんに聞けば優しく教えて下さると思うので、その点は大丈夫です!これも英語話者が国民の9割以上(第2外国語として英語を話す国の英語話者の割合は世界No.1)のスウェーデンならではですね!
それではまた次の記事でお会いしましょう。Vi ses!
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