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接種者と非接種者へのアドバイス

Dr. Geert Vanden Bossche が2023年7月3日頃投稿したビデオメッセージ
"What is your advice to the unvaccinated and vaccinated?"
[Rumble] [odysee]
の文字起こしの翻訳です。〔 〕内は訳者の補足です。
元動画を参照の上ご利用ください。


皆さん、こんにちは。私はギアト・ヴァンデン・ボッシュ(Geert Vanden Bossche)です。 獣医師であり、ウイルス学、免疫学、ヒトワクチン学などの領域で30年の経験があります。いくつかのワクチン企業で働き、世界的な保健組織でも働いた経験があります。

このメッセージでは、フォロワーからの質問の5番目、そして、最後の質問に答えようと思います。回答を多くの人に伝えるには、ビデオメッセージが最適な方法だろうと考えました。

5番目の質問は、とても重要な質問です。

「非接種者と接種者にどのようなアドバイスをしますか?」

この質問は、私の予測が的中した場合、ということを前提としています。

 

では、どうしたらいいだろうか?以前から私が述べてきたように、この状況、免疫逃避は避けることはできません。これまでのメッセージで、オミクロンの出現以来、免疫逃避のプロセスは、自己触媒的なものとなってしまい、もはや止められないことは説明しました。

ですから、まず第一に、大多数の人々が言っていること、あるいは考えていることとは異なり、このパンデミックは収束に向かっていないということを人々が認識することが非常に重要なのです。

そうです。症状は軽くなりましたし、COVID-19だけ見れば病態は軽減され…伝搬も減っています。しかし、免疫逃避という観点で見れば——そして、重要なのはそこなのですが——全く収束しているとは言えません。

ですから、どうか、(疑わしいと思われるかもしれませんが)信じてください。私は十分に検討を行いました。この本、”The Inescapable Immune Escape Pandemic(回避不能な免疫逃避パンデミック)“にそのことを書きました。

皆さんが、もうこの話にはうんざりしていることは承知しています。自由を取り戻したいし、人生を取り戻したいと思っています。そのことは十分にわかっています。ですが、どうか知っておいて下さい。そして、公的機関や世界的保健機関の権威の言うことを鵜呑みにしないで下さい。

彼らはこう言っています。「ワクチンのおかげで今回の問題は解決しました。でも、いいですか。次の脅威はすでにドアの向こうに迫っています。次のワクチンの用意をしなければなりません。SARS-CoV-2の急増もあるかもしれない。ですから、この集団ワクチン接種を継続しなければなりません。」

本当に馬鹿げています。ですが、一方で、これは真実も含んでいます。つまり、今もなお、私たちは健康の緊急事態の中にいるのです。というのも、ウイルスは進化し続けており、その進化は非常に危険な方向へ向かう可能性があるのです。

まだ到達してはいませんが、進化し続けています。それは確かです。つまり、集団ワクチン接種は初期の感染対策と相まって、集団の免疫反応に、驚くべき、ひどい、ぞっとするような失敗をもたらしました。

結局のところ、ウイルスにかかる免疫圧力を決定するのは、集団全体の免疫反応なのです。ウイルスの感染性や病原性にかかる圧力がウイルスの進化の道筋を決定するのです。

私自身は、これを破裂するしかない膿瘍のようだと考えています。あなたが何をしたところで、膿瘍が成熟しているならば炎症を止めることはできない。膿瘍を小さくしたり、無くしたりできない。破裂するよりほかなく、破裂するのです。

ですから、パニックにならず、心構えをしておくことが重要なのです。

でも、どう、心構えをしたらいいのか?

まず、非接種者のことから話しましょう。

非接種者は困難な時期を過ごしてきました。多くの人がオミクロンやその子孫株に感染し、再感染しました。しかし、現在では、パンデミックの現段階では、ワクチン接種率の高い国の、ほとんどの、大部分の非接種者は、特に重症疾患からは、かなり良く防御されています。そして、これはもちろん、非接種者にとっては良い知らせです。これは私見ではありますが、200%確信がなければ言いません。非接種者は、きわめて良く守られています。いつも言っているように、最も良く守られているのは、変異株が蔓延している高接種国にいる非接種者です。

皆さん、より感染性の高い変異株に繰り返し感染するのを見てきたでしょう。ですから、皆さん完全に曝露されています。そんなことはない、私はマスクを着用してきたし、それから…、などと言う人もいるかもしれませんが、鉄とコンクリートでできた地下壕に隠れていたのでもなければ、何度も曝露しています。

ですから、非接種者は恐れることはありません。健康なライフスタイルを続け、マスクなどの感染対策は忘れてしまうことです。ごく普通に、自然にしていればいいのです。

では、接種者についてお話します。もちろん、ワクチンを受けた人には、心から同情します。それは、接種者が皆、困った事態に陥るだろうから、という理由からではありません。生物学は、そんな白黒はっきりしたものではなく、どこかしらその中間であることが多いのです。接種者の中にも、例えば、接種前に自然免疫が訓練されていたために、今も感染や病気から十分に身を守ることができる人々が存在すると私が確信している理由を本に書きました。

これは難しいテーマなのです。

あるカテゴリーの人々は非接種者と同じ程度に守られることは間違いありません。しかし…、しかし、複数の異なる要因が絡んでいて、非常に微妙な問題なのです。

たとえば、どのワクチンを接種したのか。ご存知のように、mRNAワクチンは最悪の中でも最悪です。遺伝毒性などの可能性だけでなく、免疫原性、免疫再集中や免疫逃避に関しても、それは明白です。本にも書きましたが、ひどいワクチンです。ですがそれは、mRNAワクチンを接種した全員が亡くなってしまったり、重症の状態に陥るという意味ではありません。

さらに、〔接種前に〕感染していたのか、何回接種したのか、接種したのは感染前か感染後か、年齢は、などなど、様々な要因があります。ですから、非常に複雑なのです。

しかし念のため、私は全ての接種者に、すぐに準備しておくことを勧めます。待っていてはいけない。私が予測している波が始まったときにすぐに使えるように、抗ウイルス剤を用意しておいてほしいと思っています。

いつ、波が始まるのか?もう始まっているのか?

率直に言って、わかりません。

いくつかの国では、死亡率や重症患者数の増加がみられているようです。しかし、これが大きな波の始まりなのだろうか。私には、わからない。わかりません。しかし、COVID-19が原因であれ、ワクチンによる免疫抑制が原因であれ、遺伝毒性が原因であれ、これらすべての組み合わせが原因であれ、この波がある時点で変曲点に到達し、これらの曲線が突然急勾配になり、上昇することは確かであると私は考えています。

そして、その時点で、全ての接種者に、予防的に抗ウイルス剤を服用することを私は勧めます。待っていてはいけません。病気になるまで待っていてはいけないのです。それでは遅すぎる可能性があります。

どの抗ウイルス剤を服用するべきかについては、様々な議論があります。価格が手ごろで、十分な供給量があり、広く入手可能な抗ウイルス剤は限られています。

イベルメクチン、ヒドロキシクロロキン、その他、有効性が証明されている抗ウイルス剤があります。なぜ、私たちはそれらを利用しないのでしょうか?抗ウイルス剤を入手できるように準備し、患者数の急増に気付いたら、すぐに、接種者がそれを服用できるようにしておくのです。これは非常に重要なアドバイスだと思います。

それから、私は接種者は自然免疫を鍛えてほしいと思っています。どうかマスクを外してください。全く意味がありません。そして、ワクチンでは自然免疫を向上させることはできません。自然免疫を阻害してしまうからです。さらに、ワクチン・ブレークスルー感染も起こります。ワクチンはあっという間に突破されて、感染の経過が非常に早いため、自然免疫を訓練できません。しかし、他のウイルスや、病原体、環境要因を介して自然免疫の訓練が可能かもしれません。わかりません。しかし、可能性はあります。BCGをすぐに接種するべきだ、とも言いません。ただ、BCGには自然免疫を刺激して、自然免疫を訓練し、記憶を備える力さえあることはよく知られています。これは、私のアドバイスの一つか、と問われれば、必ずしもそうではありません。ですが、考慮する価値のあることだろうとは思います。

また、高齢者施設では症例致死率が高くなることを警告しておきたいと思う。高齢者施設では複数回接種が行われたことは確かであるし、年齢的にも、一般的に、自然免疫が弱まっています。そして何より、脆弱な人々が狭い場所に集中していることになるため、劇的に症例が進行する可能性があります。

必要な情報を前もって集めておくことも非常に重要です。これだけが情報源というわけではなく、多くの情報源があることをお知らせしておきたいと思っています。たとえば、米国医師会(American Medical Association、aapsonline.org)には、非常に役に立つアドバイスが載っています。ウェブサイトのアドレスをもう一度言います。aapsonline.orgです。他にも参考にできる情報源はたくさんあります。ですから、どうぞ準備しておいてください。

そして、場合によっては、ひどい場合には、カオス状態になる可能性があるかもしれません。そのときには、私たちが連帯することが、とても、とても、重要になります。そして、そのような事態になった時に、非接種者が接種者を差別するようなことがないことを祈っています。

接種者は自分自身を守るために、最大限の努力をしたのです。最善を尽くしたのです。それがベストだと言われたのです。ですから、彼らに非はありません。全く無いのです。責められるべきは、常に、このすべての頂点に座る者たち、強大な組織だけです。世界的な保健機関であろうと、産業界であろうと、教会であろうと、政党であろうと、いつも同じです。

これらの組織のトップは腐敗しています。つまり、彼らに報告するだけの他の人たち、彼らにはまったく罪はない。だから、どうかそのときは連帯を示してほしい。私たちは常に、そして今も真実を求めていますが、同時に連帯も求めています。だからこそ、私が立ち上げた組織は『科学と連帯の声』というのです。

ご清聴ありがとうございました。

 

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