コロナウイルスは、相変わらず、人の感情など気にしていない
「…… 5月に公衆衛生上の緊急事態は終了したが、COVID-19は、定義に従えば、今もパンデミックのままである……」
「…… 歴史上、数十年にわたって猛威を振るったパンデミックの例は多数ある。何年もくすぶり続け、また再燃して大惨事となることもしばしばであった。……」
「…… 疾患リスクが上がり、感染が広がるということは、疾患イベントの終了を意味する、という主張は科学に反する。多くの人々は、SARS-CoV-2感染が広がるほど、疾患はより軽症になり、接種者(あるいは、既感染者)人口の増加に従い、懸念するべきことは少なくなると主張した。しかし実際には、疾患拡大が意味するのは、SARS-CoV-2のより素早い進化と公衆衛生上のリスクの増大である。我々(すなわち、A.Cと共著者)を含め幾人かが指摘したように、急激な進化は、重症度の予測不能な新規変異株のリスクを生む。それはまた、COVID-19を防ぎ、治療する手段も脅かす。モノクローナル抗体は既に有効ではない。パクスロビドに対してはウイルスが耐性となる兆しが見えている。ワクチンの追加接種戦略はウイルスが進化してワクチンに耐性となるため複雑化している……」
「…… 幾人かが指摘したように、急激な進化は、重症度の予測不能な新規変異株のリスクを生む……」
Geert:私は強く主張する。“SARS-CoV-2の感染拡大によって、疾患はますます軽症化し、既感染者が懸念するべきことはますます少なくなるだろう。しかしそれは、非接種の既感染者にとってだけである!”
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