リーチが1万を越しました。

2月9日に開催する第8回天神キャリア塾「道なき道をゆく」のFBイベントページのリーチが1万を越しました。
年明けから3700が5000になり、8000になり、ぐんぐん増えて、今朝1万を突破。
個人でやってるイベントとして、すごいんじゃない。
というか、「上野千鶴子」ブランドがすごすぎる!

上野千鶴子さんは、日本の女性学を作った人、フェミニズムの旗手として、私たち世代やジェンダーや女性問題に関心が高い人の間では超有名、カリスマでした。去年4月、一躍ブレイクしたのが東京大学の祝辞です。ネットに全文や動画が出回って賛否両論。批判する人もいました。しかし、フツーの人たちに伝わって、賛同の声が波のように押し寄せたのは社会現象でした。

平成31年度東京大学学部入学式 祝辞 全文 
平成31年度東京大学学部入学式 祝辞 動画
https://youtu.be/oIqjJbrdUks

何回聞いても、何回読んでも、私が涙が出てくる箇所は、
「あなたたちはがんばれば報われる、と思ってここまで来たはずです」という下りです。
「がんばったら報われるとあなたがたが思えることそのものが、あなたがたの努力の成果ではなく、環境のおかげだったこと忘れないようにしてください。あなたたちが今日「がんばったら報われる」と思えるのは、これまであなたたちの周囲の環境が、あなたたちを励まし、背を押し、手を持ってひきあげ、やりとげたことを評価してほめてくれたからこそです。世の中には、がんばっても報われないひと、がんばろうにもがんばれないひと、がんばりすぎて心と体をこわしたひと...たちがいます。がんばる前から、「しょせんおまえなんか」「どうせわたしなんて」とがんばる意欲をくじかれるひとたちもいます。」

東大に合格して鼻高々の東大生に、
「あなたたちのがんばりを、どうぞ自分が勝ち抜くためだけに使わないでください」と訴える。
弱者に対する目を持て、というメッセージを、入学の最初に聞いた東大生はこれからの人生でどう受け止めるのだろう。

最後に、こう結ばれる。
「あなた方には、東大ブランドがまったく通用しない世界でも、どんな環境でも、どんな世界でも、たとえ難民になってでも、生きていける知を身につけてもらいたい。大学で学ぶ価値とは、すでにある知を身につけることではなく、これまで誰も見たことのない知を生み出すための知を身に付けることだと、わたしは確信しています。知を生み出す知を、メタ知識といいます。そのメタ知識を学生に身につけてもらうことこそが、大学の使命です。ようこそ、東京大学へ。」

涙が止まらない。
こんな愛にあふれた祝辞を入学式に聞いてみたかった。

その上野千鶴子先生を、福岡にお招きします。
ぜひ、お見逃しなく!
2月9日17時〜 「天神キャリア塾」道なき道をゆく


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