東京バレエ団「白鳥の湖」

二日続けて人混みを縫うように東京文化会館へ、東京バレエ団ブルメイステル版「白鳥の湖」、前日とうって変わって超古典。
オデット・オディール役にまだソリストの榊優美枝を抜擢した回、ヒロインはプロレスで言うところのベビィフェイスとヒールを使い分けるのだけど、前半のオデットが良かった!王子役の柄本段さんとは体格的にもぴったりで二人のフォルムが美しいです。
あとコールドバレエが素晴らしすぎて舞台上に高精度が3D映像が流れているような錯覚に陥りました、なんか人間技を超えているような。
家に帰ってAmazonプライムで海外バレエ団の白鳥の湖を観たのだけど
やっぱりこの東京バレエ団のコールドバレエは良い!
3時間の長丁場を飽きさせないちょっとしたアレンジや場面の切り替わりが怖ろしいスピードの高精度な舞台だった。
欲を言えば舞台美術や衣装が古典的すぎるような、どこかに現代で古典を上演する意味合いを入れてほしいような。前日の超現代的な舞踊を見た後だけにそう感じる部分もありました。

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