《菓子の造形家、ブレナード》 統率者戦 The Gameを目指す
目指せるのでは?という思いつきがあり、メモぐらいの記事にまとめます。
The Gameとは
晴れる屋の統率者イベントで使われているテーブル分け指標の最上位のものです。
平たく言えばなんでもありです。わかりやすいですね。
The Gameにおける《菓子の造形家、ブレナード》の問題
最初に行った《菓子の造形家、ブレナード》の検討では明確にThe Gameは指向しませんでした。
この時点では、ブレナードを使ってThe Gameは難しいのでは?という気持ちがありました。
統率者が重い
4マナです。重たいですねえ。
統率者を出しただけではアドバンテージを取れない
アドバンテージが取れないとは言わないのですが、出してさらにあーだこーだする必要があります。
無限コンボが早いとは言い難い
統率者+2枚だとか、統率者+4マナのクリーチャーのタップ能力など、まあまあすっとろいです。
The Gameでブレナードがこの先生きのこるには
前項で挙げた問題は一言で言えば「遅い」になります。The Gameの相手は最速でコンボを決めに来るので、遅いブレナードが速度勝負をしても勝負になりません。統率者としての検討の記事を書いた時には「だから難しいよね~」ぐらいで終わっていましたが、もうちょっと考えてみるとやりようはありそうです。
青なので打消しが採れる
打消しがあれば、走り出したコンボを止めることができます。コンボの出鼻をくじけば、ブレナードの出番までゲームが続くかもしれません。
白なのでヘイトパーマネントが豊富に採れる
ブレナードは統率者戦で最も陰湿な色である白を固有色に持つため、豊富なヘイトパーマネントを採用できます。コンボがそもそも走り出せなければ、ブレナードの出番までゲームが続くかもしれません。
ブレナードなのでヘイトクリーチャーの場持ちが良い
ここまでは普通の青白の話でしたが、《菓子の造形家、ブレナード》が場に出ていると、ヘイトクリーチャーに火力や破壊を投げられても状況を維持することができます。追放やバウンスには直接対抗はできませんが、オーブンに投げ込んでクッキーにすればかわすことも出来ます。
そうなると、単体除去を《菓子の造形家、ブレナード》に投げてから、改めて別の単体除去を本命のヘイトクリーチャーに投げる必要があります。これが全体除去でも《菓子の造形家、ブレナード》と同時にヘイトクリーチャーが死亡するのならクッキーにできます。つまり、どうやっても二枚のカードを要求するわけです。これはThe Gameに持っていく統率者としての理由になってきそうです。
ヘイトクリーチャーの枠を開ける
Challenge/7-8ぐらい目標で作成したリストから、枠を確保していきます。
まず削る候補になるのが《空の軽騎兵》+《太陽のタイタン》の《侵入警報》除去に対するリカバリプランです。The Gameのブレナードはフロアをひえっひえにしてから勝ちに行くことになるので、このようなごり押しをサポートするカードは削っていけます。
続いて《トリスケラバス》です。このカードは「《首席議長ヴァニファール》からコンボを走るのなら《侵入警報》は前提に出来る」という理由である程度の正当化がなされていたカードで、ゆっくりと場を整えていくのなら《首席議長ヴァニファール》を介さない勝ちがかなり考えうるので、優位性がほとんどなくなります。
《トリスケラバス》を採用しない場合には《南小路のロージー・コトン》が、無限トークンという即勝ちにならないコンボにしか関与しないカードになるので、怪しいカードになってきます。
《渡る魂》もかなり怪しいカードで、4マナ3/3飛行トークン四体はクッキー用クリーチャーとして強いですし、わらしべにもなるのですが、実のところそれだけです。
わらしべ用カードには他にも《深き森の隠遁者》と《森林の怒声吠え》があります。わらしべとしての使いやすさは《森林の怒声吠え》の方が上なのでこちらだけ残すことが考えられます。
わらしべとして《深き森の隠遁者》を採用しないのなら、《セイレーンの嵐鎮め》で1マナのクリーチャーのカウントを取る意味がないので、削れます。
アド用カードとして入れている《とぐろ巻きの巫女》、《花の壁》、《ガチョウの母》も削る候補になってきます。特に《ガチョウの母》はChallenge/7-8のリストの時点でまあまあ怪しかったです。
《首席議長ヴァニファール》からの始動に重きを置かないとすると、二枚確保している始動カードの《詐欺師の総督》と《やっかい児》のどちらかを削ることもできそうです。
他にも《稲妻のすね当て》、《速足のブーツ》、《千年霊薬》と言った《首席議長ヴァニファール》を1ターンでも早く起動するためのカードも減らせそうです。
この辺のカードの採用を減らすと《溜め込み屋のアウフ》が採用しやすくなるのもとても良いです。
マナベースの調整
《侵入警報》で浮くマナになるという理屈でマナクリーチャーを大量に採用していますが、本来的には脆弱なクリーチャーにマナを任せすぎるのはあまりよくないです。オークが弓を撃ってきたらしょんぼりしてしまいます。《首席議長ヴァニファール》からの始動に重きを置かないとすると、ある程度入れ替えをしていけます。《アヴァシンの巡礼者》や《ラノワールのエルフ》のようなタフネス1のマナクリーチャーは、より安定したカードに入れ替えていきたいです。
打消し呪文の調整
明確に遅延が目的となるため、《対抗呪文》や《冷静な反論》では間に合わないケースが考えられます。また、枚数はもう少し増やした方が良さそうな気もします。ここで問題になるのが、青のカードの枚数をあまり採れないので《意志の力》と《否定の力》が使いづらいです。他にも《激情の後見》はブレナード本体が重いため遅延目的では使いづらいです。
ということを踏まえてどのような選択肢があるのか調べたら、良い感じにまとまってる記事があって助かりました。
《心悪しき隠遁者》はかなりブレナード向きのカードですが普通に知らなかったです。助かりました。
終わりに
なんか思ったよりはやれそうな気がしてきました。幸いに一番安かった頃に《魔力の墓所》を手に入れてあったので、めちゃくちゃ高いのは後は《宝石の睡蓮》とか《モックス・ダギャワー!!
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