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《不撓のサスキア》 フォーマット:統率者

最近《不撓のサスキア》のEDHを作り直したので記録を残します。


《不撓のサスキア》ってそもそも誰だよ

統率者2016の構築済みデッキの「公然たる敵意」のメイン統率者となっている伝説のクリーチャーです。

日本語版《不撓のサスキア》カード画像
「不撓」は「ふとう」と読み、「どんな困難にも屈しないさま」を意味します。

不撓のサスキア/Saskia the Unyielding
(黒)(赤)(緑)(白)
伝説のクリーチャー — 人間(Human)・兵士(Soldier)
3/4
警戒、速攻
不撓のサスキアが戦場に出るに際し、プレイヤー1人を選ぶ。
あなたがコントロールするクリーチャー1体がプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、それはその点数に等しいダメージを選ばれたプレイヤーに与える。

CARD GALLERY《不撓のサスキア》

青抜き四色という広いカードプールに加えて、無二の能力を持っています。しかしながら、戦闘ダメージを与える以外に縛りがないため、「クリーチャーでどーんとぶつかっていくんだろう」ぐらいしか方針が立たず、ちょっと困ってしまいます。クリーチャータイプは人間と(設定を踏まえると一瞬「……おや?」となった後に「なるほど確かに!」となる)兵士であり、どちらもメジャーなタイプなので支援するカードや仲間は豊富です(レガシーでは無二の能力を買われて《秀でた隊長》から出てくることもあるとかないとか)。また、明確にシナジーするカードとして、ダメージが二回発生する(戦闘ダメージ→《不撓のサスキア》から同じだけのダメージ)という特性から《理由なき暴力》系のカードがあります。

日本語版《理由なき暴力》カード画像

理由なき暴力/Gratuitous Violence
(2)(赤)(赤)(赤)
エンチャント
あなたがコントロールするクリーチャーがクリーチャーかプレイヤーにダメージを与えるなら、代わりに、それはそのクリーチャーかプレイヤーにその点数の2倍のダメージを与える。

CARD GALLERY 《理由なき暴力》

戦闘ダメージがまず2倍になり、さらに《不撓のサスキア》からダメージが発生する時にも2倍になります。そのため、《不撓のサスキア》の攻撃が通るだけで32=6点と62=12点の合計18点のダメージが発生します。

ということで、「人間と兵士を中心とした殴り主体のデッキに《理由なき暴力》系カード」というのが基本骨格になります。が、漠然としていて軟骨みたいにふにゃふにゃした骨格なので、ふにゃふにゃしたデッキにしかなりません。今まではそれに甘んじていました。
しかし、機械兵団の進軍でしっかりとした骨格を立てることが出来るカードが登場しました。それが《不穏な暴動》です。

日本語版《不穏な暴動》カード画像

不穏な暴動/Uncivil Unrest
(4)(赤)
エンチャント
あなたがコントロールしていてトークンでないすべてのクリーチャーは暴動を持つ。(それらは+1/+1カウンター1個か速攻のうちあなたが選んだ1つを持った状態で戦場に出る。)
あなたがコントロールしていて+1/+1カウンターが置かれているクリーチャー1体がパーマネントやプレイヤーのうち1つにダメージを与えるなら、代わりにそれはその点数の2倍のダメージを与える。

CARD GALLERY 《不穏な暴動》

+1/+1カウンターが乗ったクリーチャー限定の《理由なき暴力》で、シングルシンボルなのも四色デッキになる《不撓のサスキア》には嬉しいです。
ということで基本骨格が更新されます。「+1/+1カウンターと人間と兵士を中心とした殴り主体のデッキに《理由なき暴力》系カード」。これは軸がしっかりしたデッキになりそうです。

《不撓のサスキア》に+1/+1カウンターを乗せたい

《不撓のサスキア》には「+1/+1カウンター」という文字は印刷されていないので、外部から+1/+1カウンターを調達する必要があります。

クリーチャータイプを活用して乗せる

幸いにしてクリーチャータイプはメジャーな人間と兵士なので選択肢は豊富(なはず)です。例えば、人間に+1/+1カウンターを乗せる《サリアの副官》や選択したタイプを持つクリーチャーに+1/+1カウンターを乗せる《金属ミミック》などがあります。

日本語版《サリアの副官》カード画像
日本語版《金属ミミック》カード画像

キーワード能力で乗せる

キーワード能力の中には《不撓のサスキア》に+1/+1カウンターを乗せることができるようなものも存在します。例えば《不穏な暴動》が収録されている機械兵団の進軍の統率者デッキの「賛助の呼びかけ」には、デッキ名にも入っている「賛助」というクリーチャーを選んで+1/+1カウンターを乗せることができるキーワード能力を持つカードが多数新規収録されています。

日本語版《魂を呼び覚ます者、煌拳》カード画像

他にも《不穏な暴動》の上半分に書かれている「暴動」も良い選択肢です。このような+1/+1カウンターを乗せるキーワード能力は「支援」や「鼓舞」など他にもいくつか存在しています。

その他の能力で乗せる

+1/+1カウンターはMtGの基本パーツなので、カード固有の能力で《不撓のサスキア》に+1/+1カウンターを乗せることができるカードは何枚も存在します。その中から注目したいのが《隠棲した絵描き、カレイン》です。

日本語版《隠棲した絵描き、カレイン》カード画像

隠棲した絵描き、カレイン/Kalain, Reclusive Painter
(黒)(赤)
伝説のクリーチャー ― - 人間・エルフ・バード
1 / 2
隠棲した絵描き、カレインが戦場に出たとき、宝物・トークン1つを生成する。(それは、「Tap, このアーティファクトを生け贄に捧げる:好きな色1色のマナ1点を加える。」を持つアーティファクトである。)
あなたがコントロールしていてこれでないすべてのクリーチャーは、追加で、それを唱えるために支払われた宝物からのマナ1点につき1個の+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場に出る。

CARD GALLERY 《隠棲した絵描き、カレイン》

このクリーチャーをコントロールしていると、宝物から出たマナを払うことで《不撓のサスキア》(や他のクリーチャー)に+1/+1カウンターを乗せることができます。宝物自体も四色デッキとなる《不撓のサスキア》のEDHデッキにとってありがたい存在であり、非常に噛み合います。マナサポートとして宝物は積極的に採用していきたいです。

インスタントやソーサリーで乗せる

+1/+1カウンターを乗せるカードは、インスタントやソーサリーにも多く存在します。
《不撓のサスキア》の能力の誘発条件はクリーチャーによる戦闘ダメージなので、クリーチャーはクリーチャーであるというだけである程度甘い基準で採用することができますが、逆に言えばソーサリーやインスタントなどは+1/+1カウンターを乗せることができたとしても厳しめに判断する必要があります。その中から注目したいのが《来世への旅》です。

日本語版《来世へ旅》カード画像

来世への旅/Otherworldly Journey
(1)(白)
インスタント ― - 秘儀
クリーチャー1体を対象とし、それを追放する。次の終了ステップの開始時に、そのカードをオーナーのコントロール下で、+1/+1カウンターが1個置かれた状態で戦場に戻す。

CARD GALLERY 《来世への旅》

《不撓のサスキア》の微妙な問題として、戦場に出た時に誘発した能力で指定したプレイヤーを倒すとただの3/4警戒になるという問題があります。再キャストなどの何かしらの方法でその能力を再び誘発させれば良いわけですが、来世へ旅して戻ってくれば達成できます。そのついでに+1/+1カウンターが乗るのはお得ですし、《不撓のサスキア》以外の戦場に出た時に誘発する能力(「賛助」など)の再利用もできます。いわゆる「明滅」ギミックも便利に使っていけそうです。

乗せた+1/+1カウンターでわるいことをしたい

せっかく+1/+1カウンターを乗せるのなら、それでわるいことをすべきでしょう。EDHの義務です。

+1/+1カウンターの数を増やす

まず一番簡単な方法として、乗る+1/+1カウンターの数を増やすことが考えられます。これは《硬化した鱗》を筆頭に《巻きつき蛇》や《議事会の導師》など何枚も選択肢があります。《倍増の季節》のように+1/+1カウンターの数を二倍にするような派手な効果も存在しますが、デッキの方向性としては広く薄く+1/+1カウンターをばらまくことになるため、そのようなカードを採用しても重い《硬化した鱗》になりがちです。

日本語版《硬化した鱗》カード画像

+1/+1カウンターが乗っているクリーチャーを強化する

+1/+1カウンターが乗っているクリーチャーを強化する能力を持っているカードも存在します。《アブザンの鷹匠》や《空加護の福音者》、《薄暮殻の這うもの》などの戦闘ダメージを通す手段を与えるカードは重要になります。

日本語版《アブザンの鷹匠》カード画像

改善されているクリーチャー

+1/+1カウンターが乗っているクリーチャーは「改善されているクリーチャー」に該当します。数はあまり多くありませんが、神河:輝ける世界などに存在する「改善されているクリーチャー」カードとのシナジーも検討できます。

日本語版《昇る星の残影》カード画像

+1/+1カウンターを消費する

+1/+1カウンターを消費して(取り除いて)利益を得ようとするカードも存在します。《歩行バリスタ》や《愚鈍な自動人形》などが挙げられます。ただ、このデッキでは《不穏な暴動》の条件のために+1/+1カウンターが乗っていることが重要となるため、大々的に使っていくには少し噛み合いが悪いです。

デッキリスト

カード個別解説

採用カードの解説をしていきます。ざっくり本質に近いものから順に並んでいます。カードテキストはデッキリストの画像やカード名のリンクから参照してください。

《不穏な暴動》《焦熱の解放》《燃える都市》
「《理由なき暴力》系カード」です。使いやすいものや効果がすごいものから入れていったら、当の《理由なき暴力》に席がご用意されませんでした。この枠の適正枚数がよくわからないので、《理由なき暴力》や《双子神の指図》などを追加していった方が良いかもしれません。

《硬化した鱗》《巻きつき蛇》《議事会の導師》《打ち砕かれた尖塔、オゾリス》《囁かれる希望の神》
乗る+1/+1カウンターの数を増やすカードです。軽かったりクリーチャーであるものを優先しています。《打ち砕かれた尖塔、オゾリス》は+1/+1カウンターを乗せるカードでもあり便利です。カウンターの数を二倍にする《枝分かれの進化》が存在する3マナ以降は厳しめの判断になり、色マナに貢献する《囁かれる希望の神》が採用される一方で、このデッキでは3/3の《巻きつき蛇》に過ぎず兵士ではなく戦士の《ヴラーキスの勇者、ラエゼル》は不採用としました。

《金属ミミック》
基本的に「兵士」と宣言して使用します。先に出さないといけないのにアーティファクトでもあり脆くなっていますが、色マナがタイトなデッキにあっての(2)のマナコストは魅力的です。

《サリアの副官》
逆にこちらは後から出す必要があります。また、「人間」を参照することも注意が必要です。

《野生の律動》《活力の温泉》
置物による+1/+1カウンターの供給と速攻サポートです(《野生の律動》は「暴動」で提供されるので片方のみになります)。どちらもこのデッキには嬉しいです。《野生の律動》の方は打ち消し対策にもなります。

《軽蔑剣の狂戦士》
軽い「賛助」持ちに加えていわゆる戦場からサイクリングできるカードなので、いつ引いても良さそうな気配があります。(本当かな?)

《守護の鱗王》
若干重いですが、「賛助」で+1/+1カウンターを供給しながら墓地に落ちてしまった《硬化した鱗》などの重要パーマネントを回収できるのは便利そうに見えます。

《魂を呼び覚ます者、煌拳》
+1/+1カウンターの数を二倍にするような派手な効果です。「賛助」を持っているので最低限の元手は保障されますし、《硬化した鱗》の横で着地すると、「賛助」で乗る一個が二個になり、それが能力で二倍になる時に乗る二個が三個になり、合計で五個乗ることになります。これはやってみたい動きです。

《議事会の大鎚隊長》
重いですが三つの「賛助」で広くばらまけるのは便利そうに見えます。効果も派手で楽しいですし。兵士であるため重さを誤魔化す方法もあり、なんとかなると信じています。

《アブザンの鷹匠》《空加護の福音者》《薄暮殻の這うもの》
突破力を持たせます。《空加護の福音者》と《薄暮殻の這うもの》は+1/+1カウンターを乗せるカードにもなります。それと比較すると《アブザンの鷹匠》は若干見劣りするのですが、「飛行」が付くのはそれだけでかなり欲しい効果です。(逆に《アブザンの戦僧侶》はその見劣りで抜けていきました)

《バスリの副官》《包囲の古参兵》
+1/+1カウンターを供給しながら、全体除去に食い下がれるようになります。参照するクリーチャーがそれぞれ「兵士」、「+1/+1カウンターが乗ったクリーチャー」と微妙に異なる点に注意です。

《救助レトリバー》
+1/+1カウンターを供給しながら、「兵士」でどーんとぶつかっていけます。ダブルシンボル5マナの重さは要注意です。

《スパイクの兵士》
テンペストブロックのスパイクは自分の+1/+1カウンターを他のクリーチャーに移すことができるため候補に挙がります。その中から兵士シナジーがあるこのカードを採用しました。持参してくる+1/+1カウンターが三個と多いので、《魂を呼び覚ます者、煌拳》と並ぶと楽しいことになります。

《刻まれた巫女》
四色を出すデッキならこのカードが強く使えます。(4)のコストをすべて違う色のマナで支払えば+1/+1カウンターが四個乗るので《魂を呼び覚ます者、煌拳》と並ぶと楽しいことになります。

《主の戦術家》
軽くて兵士で他のクリーチャーに+1/+1カウンターを乗せることができて、あと一応+1/+1カウンターが乗ったクリーチャーを強化します。タイプ欄の「キスキン」以外は噛み合うことしか書いてありませんが、本当にお前なのかと考えるとだんだん分からなくなってきます。

《光輝の学部長、シャイル》/《暗影の学部長、エムブローズ》
どちらの面でも+1/+1カウンターを乗せることができます。《暗影の学部長、エムブローズ》の方では除去に対して枚数で食い下がれるようになる他にも、他のクリーチャーを戦場からサイクリングすることもできます。

《轟く雷獣》
継続的に+1/+1カウンターを供給しながら、自身も速攻からそこそのサイズで殴り、各対戦相手を焼くことが出来ます。殴れないとバニラなので状況によっては問題になります。

《レンジャー・クラス》
継続的に+1/+1カウンターを供給しながら、単純に強いことが書いてあります。レベルアップに追加のマナが必要なことと、エンチャントなのでいわゆる波止場カウント(対戦相手の《波止場の恐喝者》が生成する宝物の数)が増えるため、状況によっては問題になります。似たような機能を持つ《珠眼の寺守り》/《昇る星の残影》も候補になります。

《祝いの神》
継続的なドローと+1/+1カウンターの供給を担いますが、5マナという重さからいわゆる衝動的ドローはちょっと困るのではないかと言う説もあり、ドローなら《愚鈍な自動人形》などの方が良いかもしれないです。

《隠棲した絵描き、カレイン》
宝物からクリーチャーを出すと+1/+1カウンターが乗るようになります。戦場に出た時に宝物トークンを出すので、色マナにも貢献します。

《鏡割りの寓話》《不屈の補給兵》《裕福な亭主》
宝物係の皆さんです。あれば《波止場の恐喝者》が入らない理由はそんなにありませんが、なかったので入ってないです(《鏡割りの寓話》はあったので入っています)。土地のマナ基盤をフェッチランド×ショックランドで頑張っているので、《不屈の補給兵》からの宝物はとても期待できます。

《五元のプリズム》《太陽の指輪》《培養ドルイド》《水蓮のコブラ》《金のガチョウ》《アヴァシンの巡礼者》
宝物以外のマナ係の皆さんです。白のダブルシンボルがそれなりに入っていることから《アヴァシンの巡礼者》を入れていますが多分《極楽鳥》の方が良いです。《培養ドルイド》はこのデッキなら「順応」させずに3マナ出せそうで面白そうなのと、3マナ出ると《焦熱の解放》などが出しやすいため席がご用意されました。《五元のプリズム》は蓄積カウンターを二個乗せて出すことができれば四色揃うことになるオタクカードです。普通に《秘儀の印鑑》で良いかもしれないです。

《森の知恵》《織り手のティムナ》
ドロー係の皆さんです。あったものが入っています。

《来世への旅》《遥かなる旅路》《学期の終わり》《修復の天使》《突風粉の魔道士》
いわゆる明滅カードの皆さんです。クリーチャーでないものは+1/+1カウンターが乗るものを厳選しています。

《勝利の神、イロアス》
「威迫」も攻撃クリーチャーへのダメージ軽減もこのデッキには嬉しい効果です。白と赤はシンボルが濃いカードがいくつかあるので、クリーチャー化することもありそうです。

《月皇の司令官、オドリック》
統率者から「速攻」と「警戒」が調達できるので悪くはない効果が保障されます。兵士なのでそのシナジーもあります。

《秀でた隊長》
兵士サポートです。《不撓のサスキア》を出すことはありませんが、それ以外にもこのカードで踏み倒したい兵士は結構います。

《不屈の随員》
除去対策です。兵士サポートを受けることもできます。

《ルーンの母》
能力を使えさえすれば、何かしら仕事をしてくれるはずです。

《刃砦の英雄》《オレスコスの王、ブリマーズ》
兵士横並び戦略のカードです。まあまあ怪しい上に揃ってダブルシンボルでマナに負荷を掛けているので、ここは違う可能性が結構あります。

《棲み家の防御者》
「大変異」で+1/+1カウンターが乗るし、そこにあったので入っていますが、いわゆる明滅カードを考えると《永遠の証人》の方が良い気がしています。

《征服者のフレイル》
せっかく四色で殴る統率者なので入れてみましたが、要らない気もそれなりにしています。呪文を唱えさせない効果は装備していないと有効にならない点に注意です。

《英雄の刃》
好きな装備品です。《不撓のサスキア》がタダで6/6になりますよ!

《頭蓋骨絞め》
兵士トークンをカードに換えたいという気持ちで入っています。殴らないことには話が始まらないデッキなので、突っ込んでいくクリーチャーに付けて元ネタの《遺贈》のように使ってもそれなりに強そうな気はします。

《怨恨》
単純な強化として使う《怨恨》の是非は宿題にしています。

《ドロモカの命令》《聖戦士の奇襲兵》《剣を鍬に》《汚損破》
置物対策や単体除去は、シナジーがあったり、軽かったりするものを優先しています。

《冒涜の行動》
お守りです。

《自由なる者ルーリク・サー》
絶対に《燃える都市》と一緒に出したいじゃないですか。

日本語版《燃える都市》カード画像
日本語版《自由なる者ルーリク・サー》カード画像
なんかちょっと画像サイズが小さいね

検討中のカード

デッキリストの「検討中」に入っているカードについて書いていきます。元々非公開前提でメモ的に使っていたのですが公開設定の方が良さそうとなり、せっかくなので簡単な文章を付ける事にしました。

《吉兆の一角獣》《マラキールの解放者、ドラーナ》《珠眼の寺守り》/《昇る星の残影》《真面目な祭儀師、アルハール》《軍勢の戦親分》《正義の模範、オレリア》、《花粉光のドルイド》、《絹鎧》
追加の+1/+1カウンターを乗せるカードです。兵士トークン横並び戦略をやっていくのなら、《吉兆の一角獣》は重要なのですがここに居ます。《軍勢の戦親分》は+1/+1カウンターを乗せながら横並びもするのですが、《不撓のサスキア》に+1/+1カウンターを乗せづらいのが問題です。

《風雲船長ラネリー》《魅力的な悪漢》
追加の宝物です。《魅力的な悪漢》はいわゆる明滅との相性も良いのでさっさと入れるべきな気がします。

《ちらつき鬼火》《変位エルドラージ》《ドゥーネダインの保護者、ギルライン》《祝福されたエミエル》
追加のいわゆる明滅カードです。《祝福されたエミエル》は+1/+1カウンターを乗せるカードでもあるのでわりと有力です。《変位エルドラージ》は◇を出せるかという問題があります。

《西の樹の木霊》《折れ刃のちし郎》《悪忌の戦闘部隊》《鏡流の達人》
改善されたクリーチャーを参照するカードです。効果があともう一声欲しかったり、重かったり。《折れ刃のちし郎》はなんならこれを統率者にして作った方が楽しそうです。

《勢団の銀行破り》《愚鈍な自動人形》
追加のドロー係です。《愚鈍な自動人形》の方は+1/+1カウンターのシナジーもあります。

《薄暮軍団の決闘者》《王国の治安官》
自身に+1/+1カウンターが乗ることで仕事をするカードです。デッキのメインギミックに間借りする形になる故に軸のブレの要因になるため、優先度を抑えています。

《ハズダーの司法官》《雄々しい古参兵》《ダールの戦長》
兵士シナジーのカードです。+1/+1カウンターに触らないのはいかんともしがたいです。《雄々しい古参兵》は墓地からの能力で兵士に+1/+1カウンターを乗せることができますが、積極的に使っていける能力でもないです。

《大天使エルズペス》
実はめちゃくちゃ噛み合ってます。採用するなら+1/+1カウンターを増やすカードを「増殖」に寄せていくことになりそうです。小マイナスで飛行を付けると天使になるため《修復の天使》の能力の対象にできなくなる罠があります。卓内の誰もが気付かずに誤ったままゲームが進行する可能性がそれなりにあるので、使う側がしっかりと意識しましょう。

ナヒリの決意》
いわゆる明滅から、横並び強化、全体速攻まで、このデッキに嬉しいものを脈絡なく提供します。重めのエンチャントなのが問題です。

《貪欲なるリス》
このデッキだと主に宝物からマナを出すと成長します。起動コストが若干重いですが、使い終わった《五元のプリズム》をもぐもぐしたり、助からないクリーチャーをせめてカードに換えたりできます。

《瘡蓋族の狂戦士》
ミニ《自由なる者ルーリク・サー》です。

《隠れしウラブラスク》《造反の代弁者、サムト》
全体速攻のクリーチャーです。どちらもまあまあすごいことが書いてありますが、直接的なデッキとの噛み合いはありません。《造反の代弁者、サムト》と《月皇の司令官、オドリック》が並ぶとすごいとになりますが、それは《造反の代弁者、サムト》を統率者にしてやった方が良いですね。

《龍王ドロモカ》
スタンで使っていた頃から好きなカードです。直接的なデッキとの噛み合いはありませんが、EDHにおけるこのデッキの立ち位置的には、このカードでやりたいことをごりごり押し通していくのは悪くない選択肢です。


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