《メレティスのキナイオスとティロ》統率者としての検討
元々持っているデッキをリメイクするにあたり、考え方をまとめるためのメモです。
《メレティスのキナイオスとティロ》とは
統率者2016の構築済みデッキの「確固たる団結」のメイン統率者となっている伝説のクリーチャーです。
正常な日常会話を効率的に行える人を絶妙に惑わせるような書き方をしていますが、逐次そのまま読んでいけば簡単に読み解けます。逆にこのテキストがスラスラと読めたら、理系の文章にありがちな文章それだけで意味を一意に定めるタイプの文章の取り扱いが得意な可能性があります。進路/職業選択や受診の参考にしてみてください。
話が逸れましたが、要約すると、自分ターンの終了時に「カードを1枚引く」と「自分の手札から土地・カード1枚を戦場に出す」を、自分はandで、対戦相手はorで行うことができるという能力です。ちなみに論理としての「or」は両方真でも良いので、正確を期すなら「xor」です。(また、あまり問題になることはないと思われますが、「あなた」でも「対戦相手」でもない「チームメイト」は何をしてもカードを引けなさそうです)
ネット上の既存のリストでは、他のプレイヤーにも利益をもたらす点から、「みんなでハッピーになろう」的ないわゆるカジュアル指向のリストが多い印象です。
もうちょっと勝ちを指向したリストでは、《ハルマゲドン》などで土地を流したところに、《ミシュラのアンク》と《鉄の処女》でダブルバインドを仕掛けるようなリストがあります。
四色という広いカードプール、ふわっとアドバンテージを取る能力、攻撃向きではない本体スペック、とゆるふわなデッキが出来上がる要素がてんこ盛りの統率者なので、やりたい事はまあだいたい何でもできます。そして多くはオムナスや五色の統率者を使った方が上手くできます。
何がデッキの軸として相応しいのか。ここはやはり統率者本人のお二人に聞いてみましょう。
キナイオスとティロとは
二人についての公式の資料はあまり多くはありません。カードのフレーバーテキストが二つ、統率者2016のストーリー記事が一本。おそらくこれらが全てです。
重要な部分を抜粋します。
そう、つまり、キナイオスとティロは、圧政を打ち倒した英雄であると同時に、そしてそれ以上にその戦いの傷跡から都市国家メレティスを築いた復興の英雄なのです。
復興の英雄に必要なもの
復興の英雄には何が必要でしょうか? そう、災害ですね。
災害からの復興には、その国土の土地の力が重要になります。
しかしそれだけでは不十分です。秩序なくして国家の復興はあり得ません。そのためには厳格なルールが必要です。
これらが揃って初めて《メレティスのキナイオスとティロ》は復興の英雄となれるのです。(本当かな?)
まとめ
《メレティスのキナイオスとティロ》は復興の英雄である。
復興の英雄には、災害と土地の力と厳格なルールが必要である[要出展]。
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