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送辞(田舎フリーランス養成講座いすみ9期/全文)

そもそも田舎フリーランス養成講座(以下いなフリ)は学校ではなく、仮にそうであったとしても私は在校生ではないわけですが、他にしっくりくる言葉がなかったので、こんなタイトルにしてみました。

私は今感動と、ホッとした気持ちと、寂しさと、様々な感情が入り乱れて、どっと疲れが押し寄せています。

統括の私は11月から3回目のいなフリ参加。だいぶ勝手も分かったし、余裕を持って臨めると思っていたらこのありさまです。

他の開催回の傾向を把握し、講師の役割を決め、イメージトレーニングを重ね、それはそれはスマートに動けるはずでした。

そんな私の準備期間を星一徹ばりにひっくり返してくれたのが…そう。あなたたちです。

全員が全員自己肯定感が低く、人から自分がどう見えていか気になる、人生の迷い子。
正直どうやって統率を取ればいいのか禿げるほど悩みました。

不安に感じていることはなんなのか。
数字で見える成果を出せばいいのか。
やりたいことが見つかればいいのか。
2ヶ月目以降も自走していけるのか。
本当に本人が望んでいることなのか。
縛られている問題はどこにあるのか。
講師はどこまで手を貸すべきなのか。
自分達が与えられるものは何なのか。

毎日流れてくるメンター陣からの大量なメッセージに何度も目を通して、過去一泥臭い手探りでたどり着いた最終日です。

準備は大事です。間違いありません。でも、それで対応しきれないものに挑戦するおもしろさを今回の9期で知りました。

私がみんなにこの後してあげられるのは、居場所としてただただこのhinodeに存在することです。

短期でも、長期でも、悲しい時でも、うれしい時でもいいです。思い出したら帰ってきてください。みんなが一番不得意な「自分で決める」を「hinodeに帰ることを決める」ことで練習してください。

今回のテーマは何か覚えていますか?「自走する」でしたね。1ヶ月かけて補助輪を外す時のイメージができてきたんじゃないでしょうか。

焦らずじっくりいきましょう。それがみんなに共通する持ち味だと思うから。

1ヶ月本当にお疲れ様でした。明日からも、また、生きよう。

田舎フリーランス養成講座 いすみ9期統括 行武亜沙美

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今回の文章は勤めている企業のプログラム、田舎フリーランス養成講座の卒業生に向けた言葉です。

写真は9期卒業生の渡邉開意くんに撮影してもらいました。

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