目に見えないものを現実世界に捻り出す

フルバージョンのモニターセッションが始まった。
バタバタとアカデミーのMessengerグループが動きはじめ、クライアントのリクルーティングが進んでいる。

今回は初対面の同性が対象で、同期の知り合いとも入れ替えしながら自分のところに応援したい人を集めて行く感じ。たまたま私の周りにいる人と相性が良さそうな同期から連絡があって夜短いおしゃべりをした。

働いてきた場所は全然違うのに、過去心を奪われたものや感覚が鋭い(というか鼻が効く、という感じかな)ところが共通していて、その人の言葉はするっと体の中に入ってきた。ヒントがあると想像力が膨らむ。

自分自身応援しているけどどこか力不足を感じている人とその人はすごくマッチしそうだったから紹介してみたところ、どうやらストライクだったみたい。その後も少し展開があってめちゃくちゃ気持ちいい。

全員の応援したい人物像をカバーするのは難しいけど、一度話した人はどういう風に周りの人の力になってくれそうかなんとなくわかる。ここには本気で人と向き合う覚悟がある人しかいないと思っているから、人となりさえ掴めたら安心して紹介できるのが助かる。

テクニカルな部分も大事だけど、結局は本当にその人の力になりたいという姿勢が大事だと思うから。どちらにもエキサイティングな体験をしてほしいので、双方を紹介する文章にも力が入る。

何人か繋いだ後にあまりに気持ちよくてメンターチームのMessengerに感想を投稿したら、メンターから「それが楽しいのって何かある気がするね」と返信があった。
たしかに没入感がすごかったから何が良かったのか振り返っていたら、これも「目に見えないものを現実世界に捻り出す」作業の1つなんだ、ということに気づいた。

思考や意思を確認して、頭の中で立体的な人物像を組み立てて、まさにこの人!という人を探して、正解を確認する。それがストライクゾーンど真ん中なのが快感で、頭の中を再現したい衝動が一番前に来ているんだと思う。

なんとなくこれまでもマッチングの打率は高い方だと思っていたけど、アカデミーに入ったことで人の選択肢が広がって、より自由に組み合わせられるのが良い。12色の絵の具が100色にグレードアップした感じ。

同期の良き経験になって、友人たちが羽ばたくためのきっかけができるなんてめちゃくちゃお得。2つの点を線にするだけじゃなくて、その後の関係性の広がりも考慮しながら組み立てるのが楽しい。

とはいえ自分のセッションも進めないと。
最低限の人数は集まったので残りの平日は見立てや計画に時間を使う。出会った人が良い時間だったと思ってくれるようなセッションにしたい。

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