言葉を編み直す

コーチングの専門用語をトークスクリプトに書き起こす、という課題に取り組んでいた。
今朝は6時に起きて散歩、7時から残りのスクリプトを作った。10時からペアになった人とオンラインでプレゼン。

横文字と固有名詞が定着しづらい(漫画の主人公の名前さえ忘れてしまう)ので、教材を巻き戻したりスロー再生したり文字起こししてみたり四苦八苦。

人の発した言葉をそのままなぞると心がついてこない。でも定義は習った言葉の中にある。定義を正しく伝えること、何も知らない相手に伝わるように表現することの両立がなかなかハード。

とはいえ全部繋がっている言葉なので、一つの世界観でまとめた方がわかりやすいかなあと、脳の中を部屋に例えて言葉を編み直すことにした。学長の説明の中にも似たような例え話があったので大きく外してはいないはず…

でも私と対照的にロジカルに説明するペアのプレゼンを聞きながら「あれ、やっちまったか?」と不安になった。
用語の解説は忠実にしたつもりだけど、伝えることにフォーカスしすぎたかしら。まあ作ったもんしょうがないから用意した通りに伝えてみた。

自分がやりたかったのは言葉をその場で映像に変えてもらうこと。説明した時に言葉を消化できないとコーチングの必然性を納得してもらえず相手を置いてけぼりにしてしまうと思うから。普段の会話の0.8倍速ぐらいゆっくり、描いてもらいたいイメージが伝わっているか応答を確認しながら進めた。

プレゼン後に「臨場感がある説明だった」とコメントをもらって、やりたいことはできていたように思う。ただこれが正しい(スクールに入っている以上表現方法も含めて忠実であるべきだと思う)か判断しかねるので、メンターにもみてもらおう。

今回のスクリプトがOKとされるかは置いておいて、すでにある言葉を使って編み直す工程はZINEの原稿をつくる時とよく似ていた。
去年まで「自分は文章が苦手だ」というセルフトークが染み付いていたけど、書かざるを得ない環境が増えてだいぶセルフイメージが変わってきたように思う。

言葉未満のものを無理やり発しようとする癖があるので、きちんと時間を使って、もっと自分の言葉で語れるようになりたい。
書き言葉と話し言葉を思ったように動かせるようになったら、ぐっと世界が広がる気がする。日々精進。

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