「あなたに嫉妬している」
卒業レポートを提出して、メンターからフィードバックをもらって、チームミーティングをした後、なんだかたまらない気持ちになって夜の住宅地を散歩していた。落ちている感じはないけど、頭と心が綱引き状態で居心地が悪い。
卒業レポートの結果が気になるからかなあ、フィードバックが刺さりすぎたからかなあと考えていたら、おかしな様子を察知した同期がすかさず連絡をくれて、思春期よろしく1時間半ほど電話で話す。
つらつらと頭の中にあるものを吐き出したら、思ってもみなかった本音が出てきた。「私はあなたに嫉妬している」。
本人に伝えるもんか迷いつつ、言ったところで笑い飛ばされるだろうなあと口に出してみたら、やっぱり彼は笑っていた。なんだそうかい。私は嫉妬していたのかい。自分も彼と同じ場所にいると思っていたのに、そうでない現実が受け入れられてなかったのか。
あれが欲しいと素直に口にできない自分は昔からいて、それを発散するために、誰も断らない、それなりに欲しいものを口に出して誤魔化す癖がある。昨日は欲しいものを持っている人に直接伝えられたのがよかったし(手に入るかどうかは別問題だ)、甘えたれの自分が顔を出したのもよかった。
また物分かりのいい人格が幅を利かせていたな。せっかくコーチングを学び始めて童心が戻ってきてたのに。元気が戻ってきたからまた今日からやっていこう。上がったり下がったり、これだから人間は飽きないね。
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