「誰でも稼げる」っていうけど…あなたの価値はその程度?
「誰でも稼げる」に惹かれてしまう心理。
でもそれって、
「自分の価値」を落としていませんか?
というお話です。
あなたの中にも別人格が…
誰しも、ネットの世界に入ると
多少なりとも、人格が変わるというのは
あるのではないでしょうか。
顔出しなし・匿名を盾に
リアルの世界では
絶対に言わないようなことを言ったり
やったり。。。
いいとか悪いとか
そういう二元論ではなく
(そもそも、人格なんて多面的ですから)
人、というか
人間心理には
そういう性質が確かにある、ということです。
私が大学生だったころは
まだスマホも普及していなくて
社会心理学の授業では
ネットの匿名性や、攻撃性についての
研究がまだ始まったばかり、という印象でしたが
きっと今は、いろんな研究がされてるんだろうなぁ。。。
(脱線ですが胸糞の悪い話…)
そうそう、社会心理学の授業といえば…
そのころ、講義を担当していた先生が
攻撃性だったか、犯罪性だったかの話をしてたんですね。
で、そいつ(先生)が
「まぁ、世の中の犯罪がボクの飯のタネなんで
どんどんしてくれていいんですけどね~」
みたいなことを抜かしたんですね。
「はぁ?コイツ頭おかしいのか!」と
当時、純情な女子学生(JJG)だった私は
心底頭にきたことを
書いていて思い出しました。
なにそれ。
お医者さんが
「世の中の病気がなくなったら
おまんま食い上げだね」なんて
冗談めかしてお茶目にいうのとはワケが違うから!
教育者として、その発言はどうなんだって
もはやJJGではない今思っても
やっぱりちょっと違和感ありますわなぁ。
ここからが今日の本題ですが…
話は逸れましたが
「ネットの世界になると多少なりと思考がバカになる」
部分があるなぁと思っていまして(←これが本題)。
たとえば
「売り逃げしてサポートしない」とか
リアルの対面セールス、リアルの会社だったら
ありえないわけですよね。
でも、ネットの世界では
そんなことが横行しているので
逆に
「問い合わせに答えただけ」で
「超親切!」とか
「神対応!」とか言われるワケで。
「誰でも稼げる」「スキル不要」に惹かれる心理
ネットビジネス、ネット業界でよく聞くのが
「誰でも稼げる」
「スキル不要」
「初心者OK」
「コピペだけ」
「頭を使わなくても」
みたいな
「甘い」言葉。
でも、よくよく考えると
リアルの求人でこんな謳い文句だったら…?
誰でもできて、初心者でもOKで頭も使わなくてよくて…
そんな仕事、したいと思いますか?
といいますか、そんな仕事って何(;^_^A
どうしたって、日雇いのバイトとか、肉体労働とか
そっち系になりますよね。。。
でも、リアルで仕事を探す場合って、
自分にしかできなくて
専門性があって
努力して頭を使ってスキルが磨かれていって・・・
そんなものの方がよくないですか?
あなたの価値は「そんな」もん?
さらにいえば、
「誰でもできる系」の謳い文句に
飛びついてしまうということは
「私なんてその程度の人間です」と
自ら言ってしまっているようなものなのに。
それなのに
「ネットビジネス」となったとたんに
思考が「バカに」なってしまっていませんか?
この話は、最近とある方のセミナーで
聞きかじった話の受け売りではありますが(;^_^A
私自身、「ハッと」した話でもあります。
確かに私も
専門性とか、スキルとか、自分の才能とかを生かしたいと
思う一方で
「誰でも稼げる」系の謳い文句には
スイスイ~っと引き寄せられてしまっていました。
なぜ、「誰でも稼げる」に惹かれてしまうのか
ここからは、私の考察ですが
どうして、
「誰でも稼げる」
「初心者OK」
「コピペだけで」等の
「頭悪いの丸出し系」の文言に引っかかってしまうのかというと
それはやはり
「ネットビジネス」=パソコン作業が難しそう!
というイメージが先行していて、
「ネットビジネスなんて、いかにも難しそう!
パソコンだってうまく使えないし…」
「いえいえ、奥さん、ネットビジネスといっても
難しくなんかないんですよ。
初心者でもカンタンにできる方法があるんです」
「えっ、ホントに??それならワタシでもできるかしら…」
この構図ですね(どの構図~??)。
「ネットやPCスキルがなくても」の部分が
末広がって、やがて全体的にぼやっと
「誰でも…(以下略)」の引きを
生み出しているんじゃなかろうか。
まぁ、一つの要素として、ですが。
そもそも、「ネットで」稼ぎたいワケではない
ネットビジネス、副業、複業で稼ぎたい!という人の
背景にはさまざまな事情があるでしょうが
特に、子育て主婦の場合なんかは
「外に出てガッツリ働く時間はないけど
スキマ時間で気軽にひとりで稼げる方法があるなら…」
って感じが多いと思います。
・家計の足しに
・自分のお小遣いに
・社会とのつながりのために
・家事・育児以外のことがしたくて
・社会復帰の足掛かりに
目的はさまざまでしょうが…
目的…
そう、これこそが「目的」であって
「ネット」というのは手段に過ぎないんですね。
ですが、「ネットビジネス」というものを知り
深みにはまっていくにつれ
いつの間にか
「ネット」ありき
(ネット、PC作業に疎いから)
「初心者でも大丈夫」
「誰でも稼げる」(以下略)に
ハマっていってしまうんじゃないかと。
「ネット」に縛られず
たとえば、
せどりなんかはリアル店舗に買い付けに行く場合も
あるかと思いますし、
発送作業なんかは完全ネット完結じゃないわけですよね。
結局、やりたいことは
「ネット」を使った何かというわけではなく
「1人でできる」
「できるだけ外に出ないでできる」
という条件のもと、
「スキルや専門性を高められる」
「自分オリジナルの色を出せる」
「才能や能力を生かせる」
ということになるかと。
※もちろん、そうではない人もたくさんおられるでしょうけど。
いろんなものに手を出して
自分でも何がしたいのかゴチャゴチャになってしまっている場合は
今いちど、
「目的」と「手段」を整理して考えてみるのも
いいかもしれませんね!
※隣で子どもが寝ぼけだしたので
結論が雑!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?