北京

いまこそ、日本の協力が

コロナウィルスが猛威を振るい始めました。大方、日本人の予感どおりだなあ、当初言われていたように簡単なものではなかったなあ、というのが実感です。

で、皆さん、感染の拡大、被害、二次被害(経済面も含めて)ばかり強調しますが、まずもって犠牲になった方々のご冥福と感染発症して苦しんでいる罹患者の皆さんに、心よりお見舞い申し上げます。

思いやりとおもてなしを「うり」にしている日本人なら、「移ったら大変だ」「お客が来なくて大損害だ」と騒ぐ前に、まずは被害者にお見舞い言えないのかなあ、なんて考え込んでしまう。

ところで、この分野、感染症研究では日本はトップレベルです。2003年のサーズ問題の時にも、日本の研究者たちが活躍しました。当時、私は長崎大学で働いていましたが、同大医学部の熱帯医学研究所はフル回転でした。

コロナウィルス対応にも、日本の協力がとても有用だと思います。なにせ、人類全体への脅威ですし、長くsustainableな社会を構築していくためにも、新種、初見の「見えない敵」との闘いが必要です。

私たちも怖がるだけではなく、その撃退方法を専門家の皆様と考えていきたいものですね。

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