江の島2019

マナーかルール化か

最近、これはマナーのレベルなのかな、やはりルール化しなきゃな、と迷うケースが増えているような気がします。

まず、前者。先日の混雑したデパートのエレベーターです。満員で入り口付近には年配者数人。上層階でドアが開くと、入り口には何人ものお客さんが並んでいます。すると列最後尾のベビーカーを引いた夫婦連れ。お互いにかなり大きい声で話しています。「うちらベビーカーだから譲ってもらう権利あるからね」前の人たちなど無視してズンズン前進すると、なんとエレベーター内の戸口付近で、窮屈そうに立つ高齢のご夫婦に「私たち赤ちゃん連れなんでえ。降りてください」

ご夫婦はきょとん。エレベーター内はきょとん。待合客もきょとん。だれもがフリーズです。すると、この夫婦は「あっ、この隙間なら車輪が突っ込めるう。そうなら勝ちよ」池袋午後6時10分。土曜日でした。

ラッシュ時の巨大ベビーカーには正直参ったなあ感があるし、乗っているのが、赤ちゃんじゃなくて買い物荷物のことなんかもあって呆れることも。でもこれらは、子育て支援のご時世、マナーのレベルでしょう。

他方で。近時とみに目立つのが暴走自転車です。信号は無視。大きな交差点を猛スピードでななめ横断。あげくに歩道を爆走する。

通勤自転車は、左右をよく見ながら車道の端をきちんと走行している方が大半ですが、そうでない人、あるいは夜間はもう酷い。悪質な暴走ママチャリも少なくありません。今朝なんか、徐行する工事ダンプカーの前を子供二人乗せて、サーっと通る。お子さんの命をどう考えているのかなあ。

こうした暴走自転車は、歩行者にとっても危険極まりありません。走る凶器なんです。

こうなると、もはやマナーではないでしょう。きっちりとルール化すべきです。犠牲者が多発してから厳罰化、では遅すぎると思います。

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