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私史上ダントツワースト1のハラスメント 「働く女の子供は〇〇」

最近はハラスメントに対しての世間の見方もだいぶ厳しくなってきて、昭和では当たり前だったようなこともOUTとされています。

そんな中、私が出会った 超絶最悪ハラスメントについて書きたいと思います。

ハラスメント全部乗せ

それは私の中で黒歴史と化しているB社でのこと(←またかい!闇深すぎ)

”パワハラ・セクハラ・マタハラ・学歴差別・女性蔑視・人種差別”
この合わせ技を公然と行うものすごい役員がいました。

逆にレア!今の時代逆にレアだから、恐竜博物館にでも展示したい!
そう思うレベルのものすんごいおじさんでした。

もうね、日々ヤバかったんです。

部下を自席の前に立たせて、みんなの前で「君ね、明日から来なくていいよ。退職金満額払うから、ね!」とか(実際は辞めさせる気も権限もない←ダサい)

「だから高卒はさぁ」とか「中国人ってさ」とか、ここはお前ん家のリビングか?と思うほど、それはそれは自由に発言されていました。それも高卒の社員や中国国籍の社員がいる前で。

無神経通り越して、「あれ?神経持ったことある?」と問いたい。

ぶっちぎりワースト1のハラスメントとは

そんなキング・オブ・ハラスメンタリストから私がいただいたワーストハラスメントがこちらです(^^)/

「やっぱりさ、母親が一生懸命働いている家の子供はどうしようもない子に育つんだよ。俺の親戚でもさ、母親がバリバリ働いている家の息子がどうしようもない奴でさ……ウンチャラカンチャ……だから〇〇さん(私)もさ、そろそろ考え時じゃない?」

はい、やばい!私だけじゃなくて結構な人を敵に回すやつ。さらに

「育休からの早期復職支援とかいうけどさ、小さいうちから保育園に預けられる子はさ、幸せなわけ?子供の人権の問題だよね。」だそうです。

こんな爆撃を直で受けた私はというと、もう返す言葉ももったいないと思い、無表情で「あーはいそうですね」とだけ答えていました。

ちなみにこの衝撃のハラスメントを横で聞いていた信頼借金中の上司は、期待を裏切らず何も反応せずでした。(さすが信頼借金日本一!)

この「グレーテスト・ハラスメント・オブ・ザ・イヤー」の出来事を受けて、あぁやっぱこの組織終わってるなぁと逆に清々しく思うと同時に、転職を固く決意した私でした。

捏造された退職理由

上記の退職勧告とも取れるハラスメントへのアンサーソングのように、1ヶ月半で退職を決めた私。上司に退職届を提出する際「まぁ色々ありますが、あの時のハラスメントが決定打ですね!」と話しましたが、上司はポカーンとした顔をして

「え、何かあったの?」と。

あーーーー辞めてよかったーーーー!! と心の中でバンザイしてました。
後ろ髪1本も引かれなかったので、そういう意味では感謝です。

ちなみにですが、私が辞めることでただでさえ少ない女性管理職比率が下がること、上記の上司の反応、私の退職の件を社長に報告するのを上司がビビッて退職直前までできなかったことを考えると、ハラスメント役員に退職勧告の意図はなかったようです。

だとしたら本当に頭大丈夫なのかな?

そしてお得意の都合が悪いものにはフタをする文化の発動で、経営層には「家庭の事情により引っ越しのため退職」と伝えられました。

最終日の挨拶の際、ハラスメント役員のところにも一応挨拶に行きましたが、「また機会があれば一緒に働きましょう。再入社制度も整えておくからね」みたいなことを言われて、この人は何を言っているんだろうと思いながら

「いやいや、ははは、もう大丈夫です、本当大丈夫です」と丁重にお断りしました。

ちなみにハラスメント役員はこれを他の女性社員にも言っていたらしいです。Wonderful!!!逆にWonderful!!

この人がいまだ君臨しているヤバめのB社。
みんな逃げて!と思っていますが、本件はヤバすぎてごく数名の人にしか伝えていません。ヤバすぎて子育て中の部下や未来ある若者には言えませんでした。でも若手社員は頭が良い子が多かったので、遅かれ早かれみんな気づくかなと思います。てか、もう気づいてるか……。

プラマイプラプラプラ過ぎる

こんな最悪のハラスメントを受けた私ですが、それが本当に決定打となって転職に踏み切れたので、ある意味感謝しています。

通勤は少し遠くなってしまいましたが、コロナの影響で最近は在宅勤務のため全く問題なし!それよりも出会う社員がみんないい人で仕事もデキる、吸収させてもらうこと多すぎて吸いきれない、とても充実した毎日です。

あと、この話をすると1万%の確率で相手を唖然とさせることができるので、すごいテッパンネタを貰ったなとも思っています。

ただハラスメントは本当に許されることではないと思うので、これ以上の被害者が出ないことを願うばかりです(遠くから)。



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