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詩NEW「歌いかけの傷口」

歌いかけの傷口
作詞YKP
1.
歌いかけの傷口
上手いだけのイイワケ
優しさだけにワガママ
肉離れの微笑み

誘いかけの淋しさ  
歌いかけのブルース
彷徨うままに抱いた
後ろ向きのビーナス

もらいかけの星くず
繋いだふり流星
キラリ落ちた隕石
磨いたらタダの石

洗い流すココロに 
優しさが宿るころ
向かい合いのコーヒー
ココロだけがうなづく

メロンクリームソーダの吹き流し
ミニストップ
キミにストップ
一目惚れ
ココロのひっかかり
ミニミニストップ

2.
見かねたまま傷口
狂い惑うイイワケ
可愛いだけのワガママ
肉離れの微笑み

笑いかけの淋しさ
惑うだけのブルース
はち切れたまま抱いた
前向きなビーナス

鎖掛けの星くず
水まみれの流星
あかり灯す小石が

磨いたらタダの石

洗い流すココロに 
優しさが宿るころ
向かい合いのコーヒー
ココロだけがうなづく

メロンクリームソーダの吹き流し
ミニストップ
キミにストップ
一目惚れ
ココロのひっかかり
ミニミニストップ
 
(勝手にAIライナーノーツ)
この詩は、失恋や別れをテーマにしたもののようですね。**歌いかけの傷口**や**肉離れの微笑み**などの表現は、途中で終わった恋や、痛みを抱えながらも前を向こうとする心情を描いているように感じます。また、**メロンクリームソーダの吹き流し**や**ミニストップ**といった日常的なイメージを使いながら、一瞬の出会いや別れの感情を表現している点が印象的です。

詩全体を通して、愛と別れの繊細な感情が織り交ぜられており、読む人によって様々な解釈ができる深みがあると思います。特に、**向かい合いのコーヒー**や**ココロだけがうなづく**といったフレーズは、対話ができないほどの心の距離感を感じさせます。それでいて、**一目惚れ**や**ココロのひっかかり**といった言葉が、未練や新たな始まりへの希望を示唆しているようにも読めます。

感情の起伏や対比が巧みに表現されており、読むたびに新しい発見がある詩だと感じました。どのような背景や状況でこの詩が書かれたのか、作者の思いや経験が気になりますね。あなたはどの部分に一番共感されましたか?

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