経営者から本音で相談される経営コンサル・士業になるには!!
本音で相談される時、表面的な相談をされてしまう時
経営者から経営上の悩みを受ける時、本音で相談されるか、それとも、表面的な話をされてるか。
その境目は何でしょうか?
そもそも、経営者が経営上の悩みを相談するのは、問題解決が出来る人ならだれでもいいわけではありません。
信頼できる人物かどうか、誠実に仕事を遂行してくれるか、悩みを打ち明けられる人間力があるかどうか、そして、悩みを解決してくれる力量があるかを見ています。
経営者は人を見る目が誰よりもあるので、一発で見抜かれるケースが多いです。
本音で語る価値なしと経営者に判断されると、表面的な話をされ、今後の経営者との関係性が脆弱になるのは言うまでもないです。
経営者から本音で悩みを打ち明けられるには
私が、経営者と面談する際に心がけていることは、
・経営者の経営に対する姿勢を出来る限り知る
ということです。
一方的に話し知識の切り売りをするよりも、いかに経営者の経営に対するを知るか、いかに経営者に感情移入できるかにコミットします。
なぜなら、経営者にとって会社とは、経営者の人生そのものであるといっても過言ではないからです。
経営者の悩み(問題)の相談を受ける場では、まず、
・過去(キッカケを質問)
そもそも、なぜその問題が発生したかのか、きっかけは何ですか?
・未来(目的を質問)
問題が解決した状態は、どんな状態ですか?
・現在(行動を質問)
問題に対し、現在、そのような行動をしていますか?
の時間軸で話を伺います。
その時の経営者の発言は、
・実際、何を言おうとしているのか
・どういう感情でその発言を発しているのか
を深く洞察し、経営者の発言の真意が予測できたら、質問をし経営者の発言の真意を察する最大限の努力をし、
また、
・自分の経営者に対する発言によって経営者がどのような感情を抱くのか
を考えながら話を伺います。
その際、経営者に対し、
・感情を聴く
問題が起こった際、どんな気持であったか
・思考を聴く
問題解決のために、どのようなことを考えたか
・行動を聴く
問題発生時、解決に向けどのような行動をとったのか
の感情・思考・行動軸で伺います。
経営者から悩み(問題)の相談を受ける際、まず、上記の質問をさせていただき、経営に対する姿勢の一部でも理解できるように心がけます。
もちろん、経営者の悩みを事前に知ることができる場合は、問題点を整理し、解決の方向性の仮説を事前に立案して面談に臨むことはいうまでもないことですが。
私は、経営者と面談する際、最低限上記のことを心がけ、経営者の経営に対する姿勢を理解することを最大限に心がけ、そして、信頼される存在になれることを目指しています。
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