憧れる人 

ぺっこり45°ずんの飯尾和樹
好きな芸人のひとり、というかめちゃ好き。

 独特のワードセンスとロケ技術、同じギャグを使っていても飽きさせないテンポ感。散歩一緒にしたら永遠に歩けそう。芸能人からも頼りにされたり、愛されてる理由は飯尾さんからでてる柔らかい雰囲気なんだろうか。

「素晴らしいですねぇ〜」

 飯尾さんがリアクションする前や、間が空いた時によく言っているイメージ。まず褒めることで柔らかい言葉にしようという気持ちが「素晴らしいですねぇ〜」という言葉に表れてる。「素晴らしい」なかなか表現として口に出すことない気がする。でも言われたら気持ちいいし、爽快な表現だなって思う。「素晴らしい」っていう言葉素晴らしいよね。

 飯尾さんは多くの人が言う表現と違った表現をする「言い換え力」が高い。言い換えのワードセンスと語彙の量が多くて羨ましい。言い換えって人を傷つけないことにも繋がる。言い換えることによって多くの人に伝わったり、伝わらなかった人に伝わることがある。そういうところが飯尾さんの魅力だなあと思う。

「生きてる証ですよ。」

 10年前にロケに行ったお店に再び行って、喫茶店のご婦人との会話で出てきたこの言葉。

 飯尾さんが「髪型も変わってないですよね?」と言ったらご婦人が「(自分の髪を撫でて)薄くなって、(笑)」と。そのあとに、飯尾さんが、

「生きてる証ですよ。」 

 そんな返しがそつなくできるなんて、、。何気なく普通に会話をしたのだろうけど、私はその言葉に感動した。

 飯尾さんの言葉には、迫力とか力みたいなものというか素朴な癒やしがあって、日々の生活のちょっとした疲れを取る何かがある。

私も言い換えるチカラ欲しいなあ。

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