見出し画像

実はそれって計算高い女。

同世代の飲み会で、歳上女性の先輩に
「あなたはキャラ得している、
 このキャラだからその態度も許される」
と言われた。
「え〜ほんとですか自覚ないです!やばいですよね〜私」
とかその場では返答しておいたけど。

正直、自覚している。
今では無意識的になったけど
昔は意識的に考えていたから。

私も20歳なりたてくらいの頃、
ある女友達に対して
「この子は許されるキャラだ」
と思ったことがある。
その子は人気者で、いつも皆に愛されていた。
羨ましいに似た感情で私はその子を目で追うようになった。
結果的にわかったことは
彼女は裏で、
愛されるような振る舞いと努力をしていた。

なんとなくその子を真似するように
私も”キャラ得人間”を目指してみた。
笑顔と思いやりは第一で、何事にも真剣に取り組む。
でも全部を完璧にやることはできないから
引き算的な感じで、崩すところは崩す。
崩してはいけないところだったら、
ごめんなさい、と礼儀よくしっかり謝る。
二度はやらない。
その繰り返し。

こんなことを意識していたら
自然と自分の中で
崩す崩さないを嗅ぎ分けて
うまーく切り抜けられることが増えるようになった。

相手の特徴をよくみて、
この人にはこの対処法、とか
最近はこんな技すらも使えるようになった。
勿論まだまだではあるけど。

だから最初に戻ると、
「キャラ得している」
は得ではなく、
得するよう努力したことへの対価物だと思う。

もし周りに
「あの人は得な性格だ」と思う人がいたら、
その人はどちらかと言うと要注意人物で
下手したら自分も操られるかもしれないくらいで

僻む前に、警戒したほうがいいのではないかと
ちょっと忠告してあげたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?