連作短歌「話してくれてありがとうって言われた」
あふれたらあふれたままで手のひらに夜の光の重さを載せる
思い出しながら歩いているときはひとりで生きている気もしない
伏線を閉じるみたいに話してくる不安をわずか わずか引き取る
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あふれたらあふれたままで手のひらに夜の光の重さを載せる
思い出しながら歩いているときはひとりで生きている気もしない
伏線を閉じるみたいに話してくる不安をわずか わずか引き取る
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