算定基礎届
6月に入ると、日本年金機構から7月10日までに算定基礎届の提出を求められました。
毎年7月に、その年の7月1日現在の全ての被保険者及び70歳以上被用者について、保険料や保険給付の額の基礎となる標準報酬月額の決定のため、算定基礎届をご提出いただいております。
電子申請を試した備忘録です。
日本年金機構の電子申請のページによると次の2通りの方法があり、後者を試しみます。前者の方は、法人の印鑑登録証明書の提出と2週間程度の審査期間があるようなので、間に合いませんでした。(届出を受け取った6月早々に準備していれば…)
・GビズID
・e-Gov
必要なソフトウェア
Windows で作業します。 Mac 向けのソフトウェアは提供されていません。
・e-Gov電子申請アプリケーション
・商業登記電子認証ソフト
必要な手続き
・電子証明書の取得
・e-Gov電子申請パーソナライズの開設
・算定基礎届の電子申請
e-Gov電子申請アプリケーションのインストール
e-Gov のサイトからインストーラをダウンロードしてインストールします。インストールすると e-Gov のアプリケーション起動リンクから起動できるようになります。
商業登記電子認証ソフトのインストール
電子証明書の取得
商業登記電子認証ソフトから鍵ペアファイル及び証明書発行申請ファイルの作成を行い、結果をDVD-ROMに申請情報を書き込みます。(電子定款と似たような文化があるようです)申請書類をプリントアウトし、DVD-ROMと合わせて提出します。
申請書類に関しては、ソフトウェアとPCの相性が悪いのか、PDFに対して出力されるテキストが一部欠損したり、別の漢字に変換されていたりしました。(文字コードが違う?)出力されたテキストをPDFエディタ(Edgeブラウザ上)で削除してプリントアウトして手書きで作成しました。
法務局に申請書類と有効期限分の収入印紙を購入して提出すると、電子証明書が発行され、シリアル番号を入手できます。
商業登記電子認証ソフトからシリアル番号と鍵ペアのパスワード、新規に電子証明書のパスワードを入力して、電子証明書をダウンロードできます。
ダウンロードした電子証明書をブラウザにインポートします。インポートしたブラウザでe-Govサイトにアクセスすると入手した電子証明書で署名することができるようになります。
期限付きなので来年以降の実施のタイミングで更新もしくは再取得が必要な可能性があります。
e-Govパーソナライズ開設
e-Govサイトからパーソナライズ開設します。IDとパスワードを決めてアカウントを作成します。
算定基礎届の電子申請
e-Govサイトからの電子申請から算定基礎届を検索しパーソナライズに登録します。
ブラウザのリンクからe-Gov電子申請アプリケーションが立ち上がり、ナビに従って算定基礎届の入力ができます。
総括表は添付ファイルとして作成する必要があり、送付された書類に手書きで作成してスキャンして添付しました。
最後に署名して送信して完了です。
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