横山武志/建築家・宅地建物取引士・ワークショップデザイナー(WSD青14期)<台湾好き>

宅地建物取引士兼建築家。土地探しからこだわりのある設計や検査済証のない用途変更リノベー…

横山武志/建築家・宅地建物取引士・ワークショップデザイナー(WSD青14期)<台湾好き>

宅地建物取引士兼建築家。土地探しからこだわりのある設計や検査済証のない用途変更リノベーションも対応。台湾好き、中国語学習中 想見你 ふたりの私 悪との距離 藍色夏恋 BFGF 台北カフェストーリー 台北の朝 僕は恋をする Tizzy bac 皇后皮箱 宇宙人 告五人等等

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2024年9月台湾の本屋とまち歩き・嘉義と台北ー1日め その2

嘉義・文化路観光夜市嘉義の夜市といえば、「文化路観光夜市」 中山路から民族路までの区間が露天が出る区域、この道と周辺に有名店が立ち並ぶ。 道幅は大きく、露天は店舗の前に立ち並ぶ。もちろん店舗も通常営業。日が暮れると人通りも多く、街一番の賑わいを感じる 光華愛玉民族路を左に曲がり、光華路をさかのぼり中山路文化路のロータリーへ向かう。その途中、いぶし銀の豆花店を発見。このところ台湾に行くと、豆花は必食のものになっている。 台北で食べる豆花は黒蜜が多いと思うが、嘉義は豆乳ベー

    • 2024年9月台湾の本屋とまち歩き・嘉義と台北ー1日め その1

      台北松山空港着。昼前の台北の雲は低く、今にも雨が降り出しそう。今回は、台湾中部の嘉義と台北へ。 嘉義へ台北駅から高鉄で嘉義へ。予約した高鉄は14時半発だが、13時過ぎの高鉄の自由席に並ぶ。実はこの直前の速達タイプの自由席に並んでいたが、行列が長く、とても座れるような状況ではないため、その後の各駅タイプの高鉄に変更。無事座れたが通路まで人が立つ状況で、入れ代わり立ち代わり、雲林駅でようやく立つ人がいなくなった混み具合。土曜日の午後は行き来が多い。 高鉄嘉義駅到着。ホームに降

      • 「2024GW本屋と博物館・美術館の台北」1日め①

        2024年のGW、今回も本屋とともに博物館・美術館へ 林家乾麺中正記念館駅から徒歩10分ほどの汁なし麺の店。グーグルの口コミは3000超えで期待大。 メニューは乾麺と魚団子スープと小菜の至ってシンプル。 小菜は様々ありますが、今回は落花生の塩ゆで。塩味が効いており良い味です。魚団子には餡あり。以前落花生たれの乾麺は食べたことがありますが、今回は塩だれ系の乾麺で、これもなかなか美味しいです 国立歴史博物館国立歴史博物館は、主として国立歴史博物館本館と工藝中心臺北分館の2

        • 240403花蓮地震 南機場夜市で知られる南機場國民住宅の被害

           今朝の台湾での地震には驚きましたが、時間が経過するにつれ、被害の状況が分かってきたようです。地震の震源に近い花蓮を中心とした東側での被害の状況が伝えられていますが、台北でも大きな建物被害があったようです。 南機場夜市で知られる南機場國民住宅という団地でも、鉄筋コンクリートの壁や柱に大きな亀裂が入るなど、50戸が即刻避難せざるえない状況になっているようです。 南機場國民住宅 2019.09撮影 市長も視察した台北市の立ち入り検査の様子 https://www.youtub

          台南・蝸牛巷 かたつむり通り

          台南の路地というと「蝸牛巷(かたつむり路地)」が取り上げられていることが多いようです。「蝸牛」とは「かたつむり」、「巷」は小道のことで、路地のほうが似合っていると思います。 台南の中心街、民生路、永福路、中正路、西門路の大通りの内側がこの「蝸牛巷」と呼ばれるところ、この命名は、この界隈に住んでいた台南の文学者葉石涛の小説に登場する「蝸牛巷」から名付けられたとのこと。 狭い路地にカラフルな建具の家屋が並びノスタルジックな雰囲気が漂います。 観光客もかなり多く、それに伴い、

          台南の魅力は路地にあり

          2023-24年の年末年始の台南・台北旅行。2回目の台南で、昨年に引き続き、台南での年越しでした。台南の良いところは、手頃な街の大きさ、徒歩20分圏内の旧市街地、徒歩10分で見たいところを繋いでいければ、歩いて行けるサイズ感。そして大通りから一歩入ると、車が入れないような路地が這うようにある。路地には、住民に愛される廟があり、古い建物がリノベされ、住み継がれる。台南の路地には、台南の魅力が凝縮されている。

          台湾の本屋をめぐる旅vol.02 23-24台南・台北

          2/10(土)池袋の「HIRAKU IKEBUKURO 01 SOCIAL DESIGN LIBRARY」内のシェア書店「HIRAKU書店」にてミニイベント「台湾の本屋をめぐる旅vol.02 23-24台南・台北」を開催させて頂きました。 今回は、年末年始に行った台南と台北を中心とした内容となりました。前回は、台北の書店について総覧的な内容でしたが、今回は最近台南を取り上げられることが多いので、観光成分が強めとなりました。観光と行っても仕事柄、建築系なので、建築成分も多めで

          11/25(土)台湾最大の映画祭開催「第60回金馬奨授賞式」

          11/25(土)は、今年度の台湾の映画賞の授賞式「第60回金馬奨授賞式」 日本からもプレゼンターとして多くの映画監督、俳優等が参加。北野武監督や俳優の役所広司、妻夫木聡、満島ひかりとのこと。 表彰式の前に、ティーチインがあり、満島ひかり等が登壇しました。このようなかたちで、俳優としての取り組み方等、話す機会ってあまりないので、必見です。 11/25(土)の第60回金馬奨はyoutubeで視聴可能です。 レッドカーペットは、日本時間で18時20分〜20時まで 授賞式は、2

          11/25(土)シェア型本屋BOOK STUDIO当番の日

          臺灣文創書店・東京の棚主横山(横山武志建築設計事務所・株式会社ラクテンポ)当番の日 台湾茶のおもてなしでお待ちしています。 BOOK STUDIO 営業日:金曜 13:30-18:00 土曜 12:30-18:00 住 所:東京都大田区池上4-11-1     第五朝日ビル1F ノミガワスタジオ内 最寄駅:東急池上線池上駅(徒歩7分)

          HIRAKU書店ミニイベント「台湾の本屋をめぐる旅」開催しました

           池袋の「HIRAKU IKEBUKURO 01 SOCIAL DESIGN LIBRARY」の1Fのシェア書店「HIRAKU書店」にて「台湾の本屋をめぐる旅」というイベントを開催しました。今までの台湾旅行の写真を中心に、台湾の書店という切り口で、台湾の歴史と書店について話をしました。  台湾は、第2次大戦後日本統治が終了し、中華民国に復帰の後、長い戒厳令のあと、民主化した歴史があります。書店はいち早く世界の動向を知る窓であり、民主化そして台湾本土への眼差しを支えた存在なん

          HIRAKU書店ミニイベント「台湾の本屋をめぐる旅」

          池袋の「HIRAKU IKEBUKURO 01 SOCIAL DESIGN LIBRARY」の1Fのシェア書店「HIRAKU書店」にて台湾の書店について、話をさせていただく機会を頂きました。御興味あるかたぜひお越しください!

          台中台北の本屋とリノベ建築、博物館を巡る旅 2023年9月<台北4日め最終日>

          この日で9月の台湾旅行最終日。今回は7泊8日、台中4泊台北3泊でした。 9月に台北の大直というところ(松山空港の北側を流れる川の対岸)で発生した事故が連日報道されていました。 9/7に隣地の基礎工事中に土留めが崩壊して、隣地の共同住宅が沈むという事故。鉄筋コンクリート造であれば、そこそこの杭があってしかるべきだが、あったとしても摩擦杭だったのか?ほぼ1層分沈んでしまった事件。台北市長も出てきて、かなりオオゴトになっていました。 臺北市立文獻館「換衫 Uānn Sann」特

          台中台北の本屋とリノベ建築、博物館を巡る旅 2023年9月<台北4日め最終日>

          台中台北の本屋とリノベ建築、博物館を巡る旅 2023年9月 京劇を見る <台北3日め その4>

          臺北表演藝術中心で京劇を見る士林夜市近くの臺北表演藝術中心。設計はオランダの世界的な設計事務所OMA。こちらも様々トラブルがあり、10年近く掛かってようやく完成。 3つのホールがあり、矩形のガラス張りのボックスから飛び出している構成。雨が多い天候を考慮してか、大きな庇となり、良い活動空間となっています。 内部は、OMAらしいブルータリズム的な内装です。 以前参加した内部をぐるぐる廻れるツアー。舞台裏等覗けます。 一番大きなホールでは、タイタニックの公演。台湾らしいフ

          台中台北の本屋とリノベ建築、博物館を巡る旅 2023年9月 京劇を見る <台北3日め その4>

          台中台北の本屋とリノベ建築、博物館を巡る旅 2023年9月 大稻埕 郭怡美書店<台北3日め その3>

          大稻埕のざざっと散歩。 郭怡美書店迪化街にある本格的な書店。こちらの書店は2022年11月オープン。このエリアは観光地として有名で、書店といえば、観光客向けの「Bookstore1920s」くらいでした。その後「青鳥居所」が2019年に開店しましたが、残念ながらコロナ禍中に閉店。このエリアはもう一店「季風帯書店」があるようですが、こちらは未訪問でまた次回。 迪化街特有の町家のリノベーションの3階建ての本格的な書店。 中庭あり。2階から3階へは屋外階段。壁の残置から考える

          台中台北の本屋とリノベ建築、博物館を巡る旅 2023年9月 大稻埕 郭怡美書店<台北3日め その3>

          台中台北の本屋とリノベ建築、博物館を巡る旅 2023年9月<台北3日め その2>

          臺北二二八和平紀念公園国父紀念館駅から板南線に乗り、台北駅で淡水信義線に乗り換え、臺大醫院駅下車。臺北二二八和平紀念公園を横切り、次の目的地へ。 臺北二二八和平紀念公園には臺灣博物館、臺北二二八紀念館(休館中)があり、日本統治時代の1935年には臺灣博覧会が行われた場所でもあり、その当時の名称は「臺北新公園」(1908年開園)。日本初の都市公園といわれる日比谷公園が1903年に完成し、「臺北新公園」は日比谷公園を参考にしたらしい。いち早く都市公園の概念が臺灣にも導入されてい

          台中台北の本屋とリノベ建築、博物館を巡る旅 2023年9月<台北3日め その2>

          台中台北の本屋とリノベ建築、博物館を巡る旅 2023年9月<3日め その1>

          今回の旅行も後半。7泊8日の7日め、今回は前半台中4泊の後、台北3泊で翌日には帰国。 臺北大巨蛋(台北ドーム)まだ完成していない、でも当初の予定であればすでに完成しているはずの建物。台湾ではよくあります。2012年に建設開始後、2017年にはオープンの予定が、隣地の地盤沈下、地下鉄構造物の損傷、施工が設計通りになっていない等々、他にも避難関係が問題あるとか聞いたことがありますが、様々問題ありで、工事がストップしていました。施設は、4万人クラスの野球場と商業施設の複合施設。よ

          台中台北の本屋とリノベ建築、博物館を巡る旅 2023年9月<3日め その1>