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2020.6月26日 『ねじれた家』感想文①


映画版『ねじれた家』を動画配信レンタルして、鑑賞しました。
原作はとても素晴らしい秀作ミステリで、クリスティ氏の長編の中でも、高い人気を誇る作品ですよね。
私にとっても、好きな作品の一つです。

感想を一度に記載すると、長くなり過ぎるので。数回に分ける事にします。

第1回目の今日は

【『ねじれた家』における、ロックンロールと時代考証】と題して 
個人的に気になった点について、記していきます。

映画版の中では
被害者【アリスタイド・レオニデス】の孫である男子【ユースティス】は
「ロックンロール好きの少年」という設定となっていました。

その場面で、ふと。
(えっ⁈ ロックンロール⁇ 『ねじれた家』で?)
という、強い違和感を感じてしまいまして。


英国出身のロックンロールバンドといえば
やはり、すぐに頭に浮かぶのは The Beatles な訳ですが。
The Beatles の活動期間は 1960年〜 だから
「ねじれた家」が発表された1949年とは
まったく、時代設定が合わないですよね?
ビートルズより少し前の、エルビス・プレスリー氏にしても
時代的に若干、後ろにずれているような…


(この当時のロックンロールって⁈) と

気になったので、ロックンロールの誕生について
ちょこっと調べてみましたところ…

ロックンロールの誕生は
1954年か1955年頃という説が有力なようです。
ってことは、ですよ、、、

『ねじれた家』が発行された
1949年頃には
ロックンロールは誕生していなかった
という事ですよね😳❗️

R&B(リズム&ブルース)というジャンルは、既に存在していたようですが。

🎼

つまり、
原作の『ねじれた家』と
映画版『ねじれた家』とでは
時代設定が異なる⁇

これは、
非常に興味深い発見ですねぇ♪( ´▽`)

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どなたか、プロフェッショナルな音楽ライターの方で

【ロックンロール】の誕生時期と
この『ねじれた家』の原作と映画版の違いについての考察を
文章にまとめてくださる先生、いらっしゃらないかしら?

私のような音楽・映画・文章、どの分野においても
ど素人の、編み物作家が書くのは
ちょっと…気が引けるテーマですね(*´ω`*)

謎解きミステリ小説・映画 の感想なので
あまりストーリーに踏み込んでしまうと、ネタバレになってしまう危険があるので。

本筋とはあまり関係ないけれど、自分の中でやけに気になり、興味深く感じた部分について、語ってみました♪


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