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2021.10月18日 ミス・マープル短編・20『教会で死んだ男』& 十字のモチーフ✝️

いよいよ、ミス・マープルシリーズ読書記録
最後の作品 短編・20『教会で死んだ男』について、記します!

早川文庫版 短篇集『教会で死んだ男』収録、且つ表題作でもあります。

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この作品は教会が舞台なのですが、セント・メアリ・ミード村ではなく、
チッピング・クレグホーンという村の教会での出来事となっているのです。

牧師夫人の名前は、ダイアナ・ハーモン。
ですが、何かの理由で "バンチ"という通称で呼ばれています。

「バンチ?!どこかで聞いたような…」
既視感を感じた方! いらっしゃるかと思います。
そう、バンチ・ハーモン夫人はあの名作長編『予告殺人』の登場人物なのです!

教会で死んだ男・サンクチュアリ事件は、予告殺人事件の数年後に、再びチッピング・クレグホーンで発生した大事件という設定のようです。

ミス・マープルが、バンチさんの名づけ親(ゴッドマザー)だったので、
教会で起きた不可解な事件について、相談されたのですね。

こういう人間関係の細かい繋がり、大好きです🤗

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見覚えのない知らない男性が、いきなり教会の祭壇前に瀕死の状態で倒れていたって
かなり劇的で、ショッキングな状況ですよね。

超絶美人のダンサーや、豪華なエメラルドのネックレスなども話に絡んできますし、
さらに、子を思う親の愛情物語もさりげなく語られていて
短いながらも、色々とてんこ盛りに盛られている魅力的な作品となっています。

長編小説やドラマで『予告殺人』を鑑賞し、気に入った方々には
ぜひ、この『教会で死んだ男』も読んでいただきたいですね⛪

とても短い小説ですから、気軽に読めるかと思います。
お忙しい方にも、おすすめです♪

本日の編み物作品は、こちら✝️

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レース糸ではなく、中細のコットン糸で編んでいます。

教会・サンクチュアリが舞台となった事件ですから、十字架にまつわるものにしたかったのですよね~

このために、方眼編みの図を描いて
新たに編んでいたので
読書記録の投稿が、遅くなってしまいました😅

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