4月の百冊挑戦 筧

1月から始めた百冊挑戦。素敵な仲間に入れていただいたこともあり、あっぷあっぷしながら、何とかついていっている感じです。

1-3月は読むのが精一杯で、noteの更新まで手が回りませんでしたが、今月は何とか更新しました。

①八つ墓村

昔はよく読んでいたのだけど、いつの頃からか小説を読むのが苦痛になってしまった。そう嘆いたところ、嶋田さんがオススメしてくれました。

古典的名著はやはり面白いものの、小説を読むのに必要な脳の持続力が衰えてるんだろうなぁということを痛感。面白かったので何とか最後まで読了できました。持続力を鍛えるためにも、小説はやはり読み続けねばなぁ。

②虫とゴリラ

今一番興味がある分野が「生物」。この数年、子どもたちと海や川にかなりの頻度に行くこと、生き物を絶えず飼っていること、「地域の生態系」をテーマの書籍を書いたことなどが相まって、人間以外の動植物が生きる世界のことを探求したい気持ちが強く、この百冊挑戦を活用して、読み漁ることにした。

小説は読めないのだが、こういう読書は昔から得意なのです。

その一冊目が、ゴリラの山極さんと虫の養老さんの対談本。対談本は作者の考えを大きく知れるし簡単に読めるが......。それぞれの作者の本を読む入り口としてかな。

③生物から見た世界

ユクスキュルの名著。生物はそれぞれ別の世界、独自の「環世界」で生きている。古典だが、やはり新しい。

④これからの時代を時代を生き抜くための生物学入門

ダニと生物多様性の研究者で、最近メディアでも目にする五箇先生の本。生物学を学びたい人には、読みやすく気軽に読めて良いかも。

⑤生物学的文明論

やはり、名著「ゾウの時間 ネズミの時間」の著者・本川先生。この人の本は面白い。から20年。生物が「時間」「共生」「デザイン」「多様性」など多くの大切なことを教えてくれることを再確認させてもらいました。

⑥働かないアリに意義がある

コミックエッセイはあっという間に読めたが、やはりこれではダメだなと再確認。Kindleのunlimitedだったこと、そして数を稼ごうとしてしまった。反省。テーマは面白いので、来月書籍を再チャレンジ予定。

⑦フェルマーの最終定理

こちらも八つ墓村同様に、嶋田さんの選書。これはすごい。「数学」の面白さ、深さがよくわかる。先月読んだ「時間とはなんだろう」で物理の世界にのめり込みそうになったが、数学の世界も興味深い。「生物」の次かなぁ。

⑧進化思考

10年以上の仲間・NOSIGNER太刀川英輔君の「進化思考」。講演・対談の会が4月23日に会ったこともあり、この500ページにわたる大作を読み込むのに、今月の読書脳は使いました。

進化は、変異(バカ)と適応(秀才)の往復螺旋運動の結果。対談内容の報告記事で別途報告します。

⑨勇気凜凜ルリの色

山崎亮さんのおすすめ本。独特の文体が心地よく、短編集ということもあり、すいすいと読み進められる。小説だけでなく、エッセイも苦手なのだが、短編なら行けるかも。短編の小説・エッセイで「読書持続力」をしばらくトレーニングするかな。






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