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2021年を迎えて。

年が明けてからはや1週間。いかがお過ごしでしょうか。

わたしがいまいるバングラデシュは、日本と異なる暦で日々が流れており、お正月は4月半ばにあります。また、国民の約9割がイスラム教を信仰している国であるので、クリスマスもハッピーニューイヤーも特別なことはございません。(参照:外務省HP
1月1日は金曜日だったのでいつも通り週末の休みがあり、1月2日からいつも通り仕事をしています。とはいえ、ハッピーニューイヤーの感覚も持ち合わせているようで、現地パートナーCEOが腕を振るい、みんなでお昼ご飯をいただきました。

日本の暦から解放された年末年始を過ごしたわけですが、ここで2021年を振り返っておきたいと思います。

あ、間違えているわけではありません。
「おいおい、気が早いな」と言われるかもしれませんが、1年の始まりだからこそ、その1年を振り返りたいなと。
今年も想定外のことがたくさん起こるであろうことだけは想定できるので、いま書いている内容と実際に過ごした日々がどれだけ違うものになったのか、1年後に見比べるという楽しみをつくっておきたいのです。

2021年をひと文字で表すと

「渡」

この文字に重ねる想いを3つほど。

ネパールとバングラデシュ、ときどき日本。

ありがたいことに、いまはバングラデシュに出張をすることができています。ヒトの自由な移動がいつまで限られてしまうのか、いつから前のように動けるようになるのか。

見通しが立たないなかではありますが、いまの仕事に移ったのが昨年の4月のこと。映像教育を活用した「途上国」の教育支援を行う国際協力NGOにて、ネパールとバングラデシュの事業を担当しております。

本来であれば、昨年の夏からネパールに生活拠点を移して事業を進める予定でしたが、ご時世柄、まだ一度も行くことができておりません。しかしながら、昨年12月中旬に観光ビザの発給が再開されるなど、徐々に開かれつつあります。

2021年は、事業担当国であるネパールとバングラデシュを行き来しながら、たまに日本に帰ってくる。各拠点を飛び「渡」りながら、現地の仲間たちと「最高の教育」を一緒に育てる日々を送ることでしょう。

"Pay It Forward"

恩返しは大切です。それと同じくらい"Pay It Forward"、「恩送り」を。

つまり、いただいたご恩を次の誰かに「渡」していくということです。

わたしの大好きな映画のひとつが『ペイ・フォワード』です。まだ観られたことのない方はぜひ一度、観ていただきたい映画です。

中学生の主人公が社会科の先生から、ある宿題を与えられます。
「世界を変える方法を考え、それを実行してみよう」
これに対する主人公の回答が「ペイ・フォワード運動」です。

善い行いを受けた人が、恩を返すのではなく、次の3人に想いやりを渡していく。それが広まっていくことで、世界がよくなるというアイデア。

27年間、これまでに数え切れないほどの想いやりを受けてきました。果たしてそれと同じぐらい、別の誰かに渡せているのだろうか。そんな問いを常に自分に向けながら、2021年を過ごします。

こんな世の中だからこそ、いまの環境に対する感謝を表すために。

ちょうどよいときに、ちょうどよく。

「渡りに船」という言葉があります。

渡りに船とは、困っているときに、ちょうどよく助けになる人や環境に恵まれること。
故事ことわざ辞典』より引用

みなさんも「渡りに船」がぴったり当てはまるような経験が、これまでにあったのではないかと思います。

生まれた場所や環境によって、自分の夢にチャレンジすることが困難な人たち。

自分の想いに向かって、正直に舵を切ることがなかなか難しい人たち。

自分の「心の声」に耳を傾けることが難しい人たち。

それ以外にも、なにかお困りごとがあるときに、次のステップに進むためのちょうどよい「渡」し船のような存在に。

四六時中べったりと付けられてもお互い窮屈になるでしょうから、ちょうどよいタイミングで、ちょうどよいサポートを、環境を届けられるような関わりを。

まとめ

2021年は「渡」

ひとつ目以外はかなり曖昧な内容ではありますが、毎日を、その瞬間を、過ごすひとつの指針としてこのひと文字を、そっと置いておきたいと思います。

ゆるりとしなやかに、そしてなによりも健やかに、本年も過ごしていきたいものです。

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