【セントライト記念 予想】

コース形態からも持続力、スタミナ問われる中山二千二。ショウナンマグマが引っ張り,先行勢もしっかりというメンバー構成。スローの一団の立ち回り競馬は考えづらく,渋りある今日の中山の馬場を考えても前述の通りのこのコースらしいレースとなりそう。

ドウドゥースは凱旋門へ、イクイノックスが天皇賞へとダービー1.2着が菊不参戦を早々に表明。それを思えば本番(菊花賞)へ向け関東勢の注目どころはしっかりと揃った好メンバーのトライアルと言えそうで,春の実績が上回るか。それとも,上がり馬が一気の台頭なるか。菊花賞や先々を見据える意味でも重要な一戦となる。

◎アスクビクターモア

が堂々秋のスタートをきる。中山専用という評価をされたか前走のダービーは皐月の実績の割には人気を落としたが,馬場による枠・展開を考えても実質一番強い競馬をしたのはこの馬だろう。日本ダービーでのその経験値は一歩も二歩も他より高く,本番(菊or天皇賞)は先にあることを考えても恥ずかしい競馬にはならないはずだ。実績の通りで中山替わりもプラス。持久力を存分に生かしたい格下先行馬の存在はやや厄介にはなってきそうなものの,2013〜15年のAJC三連覇。直近4年のセントライト記念で二勝の中山二千二マイスター・田辺Jの手綱なら仕掛けどころも頼もしいか。秋の好スタートをきる。

○ローシャムパーク

が逆転の候補。非常に荒削りの競馬で2連勝。危なげはあるが,とんでもない競馬での圧倒的勝ちっぷりは潜在能力の高さを感じさせる。クラスが上がった方が競馬はしやすそうなコトは確か。最内枠が乗り難しそうではあるが,ルメールJならジワリジワリとリズムを取りつつ外に出してくるか。血統の底力も確か。渋り馬場はまったく問題なさそうなコトは強みで,潜在能力の通りの走りが見れても驚けない。

▲ラーグルフ

は動きあるところで一溜めしつつ進路を確保出来れば好勝負。血統的後押しもある中山巧者。現状の馬場に戸崎Jもマッチする。

☆ボーンディスウェイ

が最大の穴候補。決め手のない善戦型タイプ。弥生賞の走りを思えば皐月,前走のラジオNIKKEIの走りは物足りないが,皐月は伸びない内目を通り,前走は立ち回り勝負での大外回しと言い訳は効く一戦。今回は外枠がプラスにも働きそうな枠と馬場で,早めから持続力勝負で真価が問われる。


以下,△キングズパレスは松岡Jの付きっきり教育でジワリジワリと良さが出ている印象。馬場不問で現状なら末脚確かでどこまで差し込めるかというレースになりそうだが非根幹の上がりのかかる勝負は向くイメージも。相手は強いが展開ハマれば上位を争えても。

△オニャンコポンは中山替わりがプラス。前走のダービーは勝負どころ動けずややチグハグな内容にはなったが上位勢とは力差もあった。しかしクラシックを走れた経験は○。中山二千二でまともな持久力勝負ではキモチ距離が長い感もあるがコースへの相性でどこまでやれるか。

△ガイヤホースは注目の上がり馬も一気の相手強化がどう出るか。また,広い走りで雨で下が渋ればマイナスに映る走り。今回は力試しの一戦とみる。ココで自分から動いて勝ち切るようなら菊も本命級だろう。

△セイウンハーデスは低レベルメンバーだったプリンシパルS勝ち馬という実績は評価はしないが初の中山が向きそうなのと道悪なればで押さえの印は打つ。前を行かせつつ揉まれず運びたいところ。


◎7アスクビクターモア
○1ローシャムパーク
▲4ラーグルフ
☆13ボーンディスウェイ
△11キングズパレス
△6オニャンコポン
△9ガイヤホース
△5セイウンハーデス


◎ー○▲  馬連
◎☆  ワイド
◎ー○▲☆ー印 三連複

※ボーナスは三連単絞りつつ◎頭で△は上位二頭等に絞りつつ,逆転は○のみ。



勝負度 C
◎信頼度  B

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