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26歳初日、北陸新幹線で。(福井→米原)

福井で降りて、ご飯を食べに少し電車に乗り、戻ってきた。帰りは「はくたか」で敦賀駅へ。そして、敦賀から特急しらさぎで米原を目指す。

ハプニング3連打

この電車に釣られて乗ったら

この直前はかなり大慌て。福井駅経由という電車を見つけ、シメたと思い乗車。

違う方角にたどり着いた。
乗り間違えた〜😢

しかし、降りたのは福井駅とは真逆の「足羽川公園口駅」。福井駅に寄り道し終えた「たけふ新」行きで乗り間違えてしまった。ファン歴、四半世紀にして、思わぬトラップに引っ掛かってしまった。

ここまでのミスはたぶん初めてだ。だが、「福井駅経由」を出しっぱなしで戻ってくるのも少しいかがなもんかとイチャモンつけたくなる。たぶん50人は同じ目に遭ってそう。

光る君へラッピング電車
すれ違った時に、本当はこの電車に乗らないといけなかったと気付いたが、時すでに遅し。
吉高由里子さん演じる紫式部も堂々と。

反対列車を信号待ちで乗り逃し、小走り駅へで引き返した。結果、新幹線には間に合った。この間に「光る君へ」ラッピング電車の撮影やレンタルバッテリーの返却もしていたが、発券がいらないチケットレスに助けられた。またもテクノロジーのありがたみを痛感した瞬間だった。

なんて日だ!!

改札口
ここでは登録するICカードを間違える。

しかしこのあともハプニング2連発

  • チケットレスの設定ICをICOCAではなく、モバイルSuicaにして改札で引っ掛かる。

  • 真逆の号車へ行ってしまう。

誕生日だっていうのに、
なんて日だ!!

はくたか号敦賀行き

CMで使ってたテラス。
はくたかと敦賀の並びは新時代の象徴。

ハプニングを乗り越えて福井駅ホームへ。はくたか号にもしっかり「敦賀」の2文字。在来線時代の「はくたか」でも見たことないこの表示は新時代の幕開けを目の前で感じられる。

たまに直ってない枕やリクライニング

車内を見ると金沢や富山などで降りた人が多く、がらんとしてた。よく見るとリクライニングや枕を元に戻さずに降りた人が多い。忘れているだけかもしれないが、こういうとこも片付けた方が後から乗った人は気持ちがいい。リクライニングを直すよう促すアナウンスがあるわけだし。

緑のステッカーがE7系の識別ポイント

乗った車両はE7系。よく見ると「運行情報はこちら」と書かれた案内ステッカーの色が緑になっている。

W7系の「運行情報はこちら」ステッカーは青。

W7系は青色の囲い。そこも見分けるポイントなのは意外。とはいえ、コードを開いたらたぶん一緒だろう。

越前たけふ駅に停車。「はくたか」は全列車、「つるぎ」の半数、「かがやき」の一部も停まる。在来線に接続しないが、意外に人で賑わってる。

山手の敦賀市街

もうすぐ、敦賀駅。到着前にはサンダーバード、しらさぎの乗り換えやきっぷの確認を促す案内が流れてくる。

余談だが、このアナウンスを担当する堺正幸さんの声はどこか衰えていないように感じる。他の路線や会社だと追加した音声パーツがかすれていたり、音程がバラバラっていうのは多い。だが、堺さんでは極端な違和感はない。アナウンサー歴40年以上になるプロの矜持を垣間見えるような…
それと、堺さんがJR西日本の列車名をアナウンスするのは新鮮だ。

敦賀駅

右にかがやき号

そんなことを考えながら、敦賀に降り立った。

北陸新幹線最速、最長列車。
途中停車駅のほとんどは県庁所在地だ。

隣には北陸新幹線の顔「かがやき」が停車していた。「北陸新幹線=かがやき」という代名詞金沢開通以降かなり定着。大相撲でも石川県出身の「かがやき」という力士がそれを拝借した四股名を付けるのだから。

のりかえ改札

のりかえ改札に降りてきた。

床面や頭上にはにはサンダーバードとしらさぎの誘導を色分け。

しらさぎの発車まで時間がある。これまで使ってた敦賀駅普通列車ホームやハピラインふくいの様子を観察。

特急が使う整備エリア

ハピラインふくいに変わって

みどりの窓口はハピラインふくいの「お客様カウンター」に改められた。みどりの窓口は新幹線側に移転している。

JRデザイン+ハピライン
シールで隠れていたハピラインロゴもお目見え。
ハピラインふくい、芦原温泉行き
JRカラーのまま引き継がれたが、いずれはピンクになる。

芦原温泉行きの普通列車がやってきた。JRマークは消されているが、ブルーのまんまの「ハピライン」。いずれはピンクに黄緑のラインに変更される。早め早めの記録が必要だ。

「金サワ」こと「金沢総合車両所」所属表記はJRの面影。
ハピラインふくいの車両基地って敦賀?
あとで調べるか。
路線図は敦賀から金沢まで表示。
ハピラインとIRは金沢〜福井間で相互乗り入れを行う。
割りとサラ(新品)なやつ。
ピンクの表示は快速

おおむね普通列車がほとんどのハピライン。だが、朝と夜に快速が設定されている。23時台の福井行き快速は特急しらさぎの最終列車を引き継いでいて、米原から来る「臨時快速」と接続する。

新快速

湖西線や北陸線の新快速もいつも通りやってくる。大方は湖西線からの列車だが、新幹線の車内放送で湖西線は案内されなかった。なんとなく惜しい気はするし、堺さんが「湖西線」とアナウンスしてくれたら涙出たのに。気が済んだところで「しらさぎ」に乗り込む。

33・34番のりば

34番のりばにすでにしらさぎがスタンバイ。出発ホームは「33→サンダーバード」「34→しらさぎ」と固定されていて分かりやすくなっている。

33番のりばのサンダーバード
駅弁自販機
お菓子売ってるやつと同じ筐体や。
てか、なんか品薄じゃね?

しらさぎ62号

34番のりばにはしらさぎ
ブラックじゃなくてグレーやった。
変わらずいるようだが、1編成が廃車になったと聞いた。

車両は相変わらずの紺とオレンジの681系。

黒じゃなかったわ笑

全車座席指定化のお知らせポスターには黒いサンダーバードが描かれていたが、さすがに誤乗を招きかねないのだろうか。681系が続投する結果となった。

らくラクびわこ

米原駅のらくラクびわこ乗車位置
らくラクの「R」と♪でゆったり座れる列車であることを表している。

ちなみに米原〜大阪間を走る「らくラクびわこ(exびわこエクスプレス)」もしらさぎ車両が担当することになった。ベテランながら活躍の幅が広がった。

こちらもガラガラ

元自由席
最近はチケットレス使いまくってこんなステッカー知らなんだ。

こちらもこちらとてガラガラ。しらさぎの「51号」以降の列車はわずか40㎞程度を往復するシャトル列車になってしまった。東海道、北陸両新幹線を繋ぐ役割として生き長らえてるが、行く末が心配だ。それでいてグリーン車もいるのか?とは思うが。

敦賀市街の夜景

滋賀に入ると再び雨。夜の雨はなんかエモい。[Alexandros]にもこんなミュージックビデオがあったなぁ。

スカパラ×北陸新幹線

北陸新幹線のCMでタイアップした「東京スカパラダイスオーケストラ」を2曲選んでみた。

CMソングに起用されたアーティストをタイアップ元と絡めるのはなかなか楽しい。スカパラの曲もいろいろ探してみよかな?

高月駅通過中。
長浜駅通過
地元民過ぎて、長浜と高月の通過時刻めっちゃ記憶してんねん。

米原駅

米原駅に着いた。サンダーバードよりもあっちゅう間感が強い。なんせ30分ぐらいしかないもの。

北びわこ号あったらなぁ

しらさぎ全席指定化をお知らせするディスプレイの下には「SL北びわこ号」の青い客車。もし今でも残っていたら少しでも大フィーバーに乗っかれたかもしれない。

SL北びわこ号
回送しているEF65電気機関車
関東や静岡ではこういうのあるのに乗せないのがもったいない。

しかし、末期は米原発木ノ本行きのみの「行きっぱなし」。帰りは電気機関車にエスコートされて回送されていた。敦賀方面からは少し不便だった。メンテナンスの手間を減らすためとはいえ、いろいろもったいない。



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