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THE SECOND見てみた。

今までにない新しいお笑い賞レース『THE SECOND』。「結成16年以上」が条件で「M-1のラストイヤー(結成15年)」を過ぎた漫才師たちへの新たな受け皿、となっている。

  • 関西の漫才番組でお馴染み

  • バラエティの売れっ子

  • 2000年代のネタ番組で常連

など、コンビもいれば5人組もいるなどなかなか彩豊か。

トーナメントの幕開けは「金属バット」。口悪くてゆるゆるした雰囲気は面白い。

「マシンガンズ」「超新塾」は「レッドカーペット」でよく見てたから懐かしかった。「マシンガンズ」は揃えて、激しくツッコむところや、「超新塾」はあのときと変わらぬ5人の息ぴったりなリズム感や「アイク」のアメリカンなギャグが各々良かった。

「スピードワゴン」「三四郎」はバラエティのイメージだけど、なんとなく漫才も知ってた。「スピワゴ」は小沢さんのキザさとしれっと入れてる「ハンバーグ師匠」、「三四郎」は際どい毒舌でいじり倒していたりして、売れてきた要素が垣間見える。

「ギャロップ」「テンダラー」は関西の漫才番組では常連中の常連。「ギャロップ」はやっぱりなハゲネタ、「テンダラー」は畳み掛けで歌いながらボケてツッコむ、いずれも彼ららしい面白さ。おまけに、この2組は「大阪ダービー」というのもなかなか。

「囲碁将棋」は名前だけは知ってたがなかなか見る機会がなかった。しかし、見てみると口喧嘩のような激しいしゃべくりの応酬が面白い。「コント漫才」より「しゃべくり漫才」が好きな僕にとってはこりゃいい。

トーナメント方式なのと「6分」というネタの尺で後半に連れてどこか飽きてくることもあったが、アドリブを交えたり、攻めたいじりのネタなどかなり見応えがあった。

その上、ほとんどが自分の知ってる人たちでだいたいの雰囲気を知ってたのも楽しめた所以なのかも。来年もやってくれたらなぁ。

ストリートミュージシャンの投げ銭のような感覚でお気軽にどうぞ。