不安な散髪

伸びきってボッサボサになった髪をスッキリさせるために行きつけの1200円カットの散髪屋に行ってきた。いつも通りの髪にしてもらうべく、写真を見せるが

「けっこう短くなりますけど」「〇〇しちゃってもいいんですか?」

と不安を煽るような口ぶりで言われることが珍しくない。ベテランっぽい雰囲気の理容師さんは特に。過去にツーブロックにしてもらおうとしたときなんかは

「ワックス付けないとこんなんできないっすよ」「ペタンコになりますよ?」

と不安を煽られ、前者は厳しめの口調で言われたことがショックで、以降ツーブロックを頼むことは無くなった。

以前は高校時代からお世話になっていた長浜の実家近くの理容室で切ってもらっていたが、神戸に実家が引越し行きづらくなったため、今のところで落ち着いている。ただ、担当が毎回変わるため、毎度毎度写真を見せて切ってもらっている。それ故に同じ写真でも解釈が様々になるし、「思ってたんと違うやん!」というクレームを恐れてなのかあんなふうに不安を煽るような口ぶりになるだろう。
僕は髪型にこだわりが無いし、しっくり来る髪型が全く分からない。けど、不安を煽られるとそれが余計に分からなくなる。「もうどうせぇ言うねん」と言い放ちたくなる。

そういう意味では以前のような行きつけで、切ってもらう人もほぼ固定で、カタログを見ながらあーだこーだ言って決める方が楽なのかもしれない。コミュニケーションも取ってくれるから、安心感もある。こういう店を見つけるのが得策だが、選び方が分からない。

しばらくは1200円カットでお世話になることになるだろうが、何度でもあんな不安を煽られそうだ。「だったら探せよ!」と言われそうだが、なんか疲れてしまいそう。フィーリングの良いところ見つけるまでは我慢なのかなぁ。

ストリートミュージシャンの投げ銭のような感覚でお気軽にどうぞ。