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山口の黄色い電車、ショートカット、Uraraかな電車(新山口→徳山→福山→尾道)

WESTERポイントで乗り倒し、新山口駅までやってきた。ここの東横インで1泊し、翌朝は再び尾道へ行くことに。新幹線と在来線を交互に乗り倒し。このうち在来線では乗りたかった列車や新型車両に出くわせた。

新山口駅

山口のロックフェス「ワイルドバンチ」
名前だけは知ってる邦ロックオタク。

新山口駅から徳山駅までは在来線を利用。山陽線に乗車する。

115系3000番台

115系
山口の山陽線では99%これが来る。
引退のカウントダウンはまだ先?

改札入ってホームへ。黄色いボディの電車「115系」が出迎える。

岡山県内にも同型がいるが、違う見た目。「3000番台」という車種で1両当たりの乗車口が3ヶ所から2ヶ所に減らされている。

新快速チックな車内。
枕カバーはない。

車内は関西圏の新快速をベースに2列席多めの設計。山陽線の快速「シティライナー」で使用され、広島地区の花形的電車だった。

ベースになった3代目新快速「117系」(左)
サイドがむっちゃそっくり。
227系「レッドウィング」
広島地区にいた黄色い電車を淘汰した。

10年ぐらい前までは広島県内でも見られたが、赤い新型車「レッドウィング」に置き換えられたことで広島県内、岩国駅以東から撤退。本州のすみっこで細々活躍する。

防府駅
「ほ〜ふぅ〜、ほ〜ふぅ〜」という昔ながらのクセある放送がファンには有名。

新山口を8時前に出発。しばらくは学生たちで混み合う。それでも、むっちゃ混んでるわけではない。こういう電車は関西圏では不向きだが、この辺では大丈夫そう。

山口のオーシャンビュー

ブルートレインから見てみたかったこの絶景。

山陽線には海の見える区間がたくさんある。山口県内もけっこうあって、昔からの撮影スポットで撮られた寝台特急の写真もある。あの頃に乗ってみたら素晴らしい朝焼けか夜景を拝めたかもしれない。

徳山駅

徳山駅ではツルがお出迎え。

1時間で徳山に到着。ここから上へ登って新幹線へ乗り換える。

海が見える

山陽線もよかったが、新幹線の高所ホームから見る海は高さゆえの良さがある。徳山は急カーブかつ新幹線が減速する撮りやすい名所。背後の海と合わせたら映えるやろなぁ。

さくらでワープ

さくら号に乗って福山へ一気にワープ。こだまでのんびりとも思ったが、目的地があるとのんびりしてられない。

福山駅

福山で降りて、再び山陽線へ乗り換える。同じ路線名ながら、ここから乗る電車は毛色が全く違う。しかも、ダントツの新型車両だ。

Uraraうらら

227系「Urara」
岡山の新型は桃色

ホームにはすでに桃色の電車が停車している。2023年デビューしたばかりの新型電車「Urara」だ。ビジュアルは岡山名産「桃」、福山名物「バラ」、尾道のサクラなどにちなんでいる。

4席分削減されたスペース。
混雑がひどいんよなぁ。

座席の柄は新快速や旧型電車と同じ。だが、ラッシュ対策として車内の座席を一部削減。ドア付近を広々させて立席キャパをアップさせた。

思えば岡山で在来線乗ったらラッシュに混んでることは多い。そういう現状をデザインに反映させたのか。その点、4両を無くして、2両と3両で自由自在に組み替えられるようになっている。
えらくコンパクトさにこだわるなぁ。

そんな新型電車で福山を後にする。新型だけあって、加速はスムーズだ。

尾道の造船ドック

東尾道を過ぎるとたくさんのキリン、もといクレーンが見え、造船ドックを通り過ぎる。どことなくポニョの世界に迷い込んだよう。

尾道駅

尾道で下車して再び聖地巡礼。夕焼けの尾道、夜の尾道、昼の尾道と見てきたが、どの時間でも絵になる美しさだ。今度はぜひここの宿で泊まってみたいし、「Urara」のカラーになった「尾道のサクラ」も見てみたい。

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