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北海道修学旅行の思い出

ご機嫌いかがでしょうか。Yukiです。

今回は高校の修学旅行の思い出を鉄道に焦点を当てて、語っていきます。

行程

1日目…学校からバスで中部空港へ→新千歳空港→白老ポロトコタン(2020年に「ウポポイ」としてリニューアルオープン)→留寿都村でラフティング→ルスツリゾートで宿泊

2日目…ルスツリゾート出発→小樽で班ごとに観光→そのまま班別に函館線で札幌まで移動→東京ドームホテル札幌で宿泊

3日目…白い恋人パークで工場見学→新千歳空港→中部空港→バスで学校へ

偶然あの列車が…!?

白老町の「ポロトコタン」に行ったときのこと、自由見学をしていると線路の見える位置からある列車が通過していった。しかも、それはまさかの「トワイライトエクスプレス」の大阪行きだった!!別のクラスでゆるめの撮り鉄である友人と東京五輪が決まったときみたいに握手して喜んだ。比良山の強風で湖西線が止まりそうなときに迂回する姿はみたことあれども、まさか、北の大地で見られるのは奇跡のようなことだ。さらに青のDD51重連という北海道ならではの組み合わせで貴重なものを見られた。はっきり言って1番の思い出とも言える。

小樽から札幌へ

2日目の行程では事前に班を組んで、計画を立てて小樽を観光した。その後、班ごとに小樽から札幌へ移動するということだ。

僕らの班は小樽を観光したのち、快速エアポートに乗って札幌まで行くことになっていたが、僕が切符の購入に手間取っていたら、乗り遅れて、次発の区間快速いしかりライナーに乗ることになった。後から思い出したが、「小樽〜札幌もICOCA使える範囲内だったやないか」と回顧し、便利さに感心した。

乗ったのは721系の初期タイプの車両。片開き3ドアで酷寒対策のデッキ付きで北海道らしい車内。そして、地元でも見慣れた快適な転換クロスシートが並ぶ。

乗ってる途中、銭函付近では海岸線ギリギリに線路があり、晩秋の日本海を至近距離で眺められた。さらに手稲付近では札幌運転所という車両基地があって、今はなき、711系や保線機械を改造したという小ぶりの除雪車を見ることができた。

札幌に到着すると乗ってきた「いしかりライナー」の隣にはキハ183系特急「オホーツク」が停車していた。「スラントノーズ」と呼ばれる先頭車が印象的な初期型の0番台、この並びを1枚激写。2018年に初期型は引退してしまったため貴重な1枚だった。

独特の放送

北海道のアナウンスを聴いたときは聴き慣れない放送文句も多く聴けた。

特急は正式名称の「特別急行」だったり、放送では滅多に聴けない「L特急」の案内(2018年3月のダイヤ改正で廃止)。

さらにもっともレアなのは、「◯時◯分発〇〇行き普通列車の改札を開始します」という放送だった。最初は「何を言ってんだ」と思い、修学旅行後に調べてみると、「列車別改札」という聞き慣れないシステムを取っていた。

「列車別改札」は列車が来るごとに駅員が切符などの確認(改札)を行うというもので、国鉄時代は上野駅や名古屋駅などの大都市でもやっていたこともあった。しかし、待合室に人が溢れかえり、改札に時間がかかりすぎてしまい、多くの駅では廃止されてしまった。

しかし、北海道では未だ主要駅を含む多くの駅でこのシステムが残っている。その理由はっきりはしないが、また1つ鉄道の学びを増やせたいい思い出となった。

他にも…

鉄道に焦点を置いた思い出話でしたが、もちろん他にも、留寿都でやったラフティング、アイヌ文化の深い話などの思い出もあります。今度は苗穂あたりで動画撮り鉄してみたいし、乗れなかった札幌市営地下鉄にも乗ってみたいです。



ストリートミュージシャンの投げ銭のような感覚でお気軽にどうぞ。