四国九州1人旅(鉄道と味の思い出編)

ご機嫌いかがでしょうか。Yukiです。

今回は2年前の冬に九州と四国の一人旅に行った思い出を綴りたいと思います。

行程

京都→新大阪→岡山→松山→八幡浜→臼杵→小倉…一泊…→博多→地下鉄天神…福岡(天神)→二日市→福岡(天神)…地下鉄天神→博多→博多南→博多→新大阪→京都→帰宅

松山の珍百景?

松山で途中下車して、駅前から路面電車で1駅乗ったところに全国的に貴重なシーンと音が聴ける「珍百景」的スポットがある。

見た目は道路と伊予鉄道(通称郊外電車)が交差する踏切だが、それに加えて伊予鉄道の市内電車がさらに直角に交差している。その形が四角形になっていることから「ダイヤモンドクロス」と呼ばれる。

全国的に珍しく、数カ所しか存在しない。そのうちの1ヶ所だ。

踏切が鳴ると、車と共に市内電車が停止して、郊外電車に道を譲る。列車が列車の踏切待ちという珍しい光景が繰り広げられる。

さらに、「ダイヤモンドクロス」を渡る列車は「ガタガタ、ガタガタ」という独特の音を奏でる。継ぎ目が普通のレールとは違うからだ。

そんな、貴重な音を聴きつつ、伊予鉄道と市内電車を撮りまくった。

九州の愉快な列車たち

783系に始まり、815系、787系などJR九州の車両は本で見た通りの奇抜さが非常に目立つ。特に大分〜小倉まで乗車した885系特急ソニックの本革の座席には大変驚いた。それも普通車だったから。

さらに、福岡市地下鉄ではJR筑肥線から直通している305系に乗ると、フローリングの床に驚かされた。通勤列車なのにおうちが…

これら、奇抜で愉快な列車をデザインしたのは水戸岡鋭治さん。JR九州に留まらず、和歌山電鐵や京都丹後鉄道などのローカル線などにも採用されて、刺激を与えている。人呼んで「水戸岡マジック」なんて言われることも。。

本当に凄腕デザイナーなんだなと乗ってて感心させられます。

立ち食いラーメン

小倉から約1時間、ダイヤ乱れのノロノロ運転の末に博多に到着した瞬間興味深い店を見つけた。なんと、駅のホームにラーメン屋があるではないか。しかも「立ち食い」の文字も…

地下鉄、西鉄、博多南線を乗り倒した後、お昼にその店に寄ってみた。食券を買い、いざ入店。博多ということで豚骨ラーメンを注文、麺は「バリカタ」。路地裏のお店のような奥行きの狭いカウンター、方や厨房では手際良くラーメンが作られていく。湯切りも鮮やかに。そして、5分が経ちラーメンが完成。一口麺をすすると、歯応えのいい固めの麺が美味しい。さらに、白濁した豚骨スープも濃厚な味わいで深い。一緒に頼んだおにぎりも塩味があっさりめでスープとも非常に合う。本場の味を珍しい形態で食べることができて非常に良い「味の思い出」になった。

今度は長浜ラーメンも行ってみたいなぁ(長浜市民なんでね笑)

まだまだ、綴りたいところですが、長ったらしくなってしまいそうなので今日はここまで。続きはまた今度。


ストリートミュージシャンの投げ銭のような感覚でお気軽にどうぞ。