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追いコン見てきた

母校の大学の軽音部の卒業ライブ、所謂「追いコン」を見てきた。インスタグラムで後輩のストーリーにお祝いのスタンプを送信したところ、追いコンの告知があって行くことにした。

今回行ったのは京都市北部のライブハウス「京都FANJ」地下鉄烏丸線の終点国際会館駅から宝ヶ池通を約8分、叡山電車の線路沿いにある。例年だと、西院の「GATTACA(ガタカ)」というライブハウスを借りてやるのだが、「密」対策として今回はここを借りて盛大に追い出そうということだ。

いざライブハウスに着くと、消毒と名簿記入を済ませて、いざ、ホールへ。例年とは違う「密」が回避できる広々とした会場。そのステージでは、卒業する後輩たち筆頭に、Hump Back、クリープハイプ、WOMCADOLEなどのコピーをしていた。
モッシュなど軽音部で見てきたお馴染みの自由でわちゃわちゃ大暴れしている「オーディエンスゾーン」の自由な空間。かつての空気感そのままで「軽音イズム」は変わらず継承されているのが実感できた。
後輩たちの生き生きして演奏している光景を見ていると、僕がSILENT SIRENのコピーやっていたときのことを思い出す。自己否定が強かった当時、「カッコ良かった」「ゆうきさんのバンドのおかげで1回生がノってくれた」などのお褒めを頂いたものの「お世辞やろなぁ」とかひねくれていた。しかし、今になってみれば、「良かったなぁ。あれだけ期待されてたんやなぁ」と嬉しく思うようになった。
金銭トラブルを原因に、4回生途中で辞めてしまったものの、後輩、来たOBの同期からも愛されてる雰囲気がして、「辞めんでよかったんとちゃうかなぁ」とかプチ後悔している。

コロナ禍で、1年ぶりぐらいのライブとなったそうで「軽音部も悩ましい1年やったんやなぁ」と思ったりする。でも、そのブランクをいいエナジーに変換してエネルギッシュに演奏、暴れている姿はこの空間が如何に自由で本能剥き出せるとこなんやなぁと感じる。

アホで自由、でもライブ本番、楽しいことは全力でやる。

そんな軽音部という集団がやっぱ好きなんやなぁと再確認された。大きめのトラブルもあったけど、ええもん見れて、こういうのも有終の美を飾らたのではないか。そんな1日だった。
そして余談だが、人生初“キュンです”ポーズやって人生初鬼ころしで乾杯。サイコーでした☺️

ストリートミュージシャンの投げ銭のような感覚でお気軽にどうぞ。