ツール・ド・東北完走後記

経験した者にしかわからない世界を知るために、苦痛や苦悩を乗り越えた先にある景色を見たかった。生きていると、あたかも自分が経験したかのように振る舞う人がいる。ときにそれは他人を傷つけ、本人は思考停止に陥る。全てを経験することはできないけれど、足を前に踏み出すことがはじまりのはじまりではないだろうか。

9月14日、ツール・ド・東北南三陸フォンド176kmを完走した。


体得したものは達成感よりも、応援してくれる、支えてくれる人への感謝の気持ちであった。それは、完走したからこそ見えた景色に違いない。足を前に踏み出すことは世の中のため、なにかのためになると信じている。

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