マガジン

最近の記事

本業を持ちながら、パートタイムで活動する理由

僕はいま、国内最大規模の今治タオルを企画・販売する企業に勤めている。そんな僕が、本業を持ちながら、西アフリカのベナンという国の商材を使って、創業者と共に事業を立ち上げようとしている。 きっかけは、病気になったことだ。いや、重大な病気の疑いがあったと言うのが正しい。いまは元気に生きている。病気と診断され、疑いが晴れるまでの間に、いままで蓄積してきた経験と問題意識を、アクションへ移すまでに至る。 本業では、店舗経営とマネジメント、店長会議、店舗経営の改革を行ってきた。数学とデ

    • ご報告

      Ⅰ. 腎盂癌じゃなかった Ⅱ. 異動 Ⅲ. 二軸で働く Ⅰ. 腎盂癌じゃなかった 先月末、セカンドオピニオンで検査入院、手術をしました。 左腎盂癌と病理診断を受けていましたが 再度の生検と細胞診の結果、腎盂癌じゃなかったです。 皆様にはご心配をおかけして、申し訳なかったと思っています。 そして、日々の縁のなかで 目前の選択が人生を変えることを思い知りました。 また、僕のために悲しんだり喜んだりしてくれる人がいる。 それが嬉しかったし、人生で一番涙を流した日々でもありました

      • 腎盂癌の診断前後

        2年前、ツール・ド・東北を完走したあとくらいから、ときどき尿にうっすらと血が混じるようになっていた。目視でそれなのだから、実際は見えないだけで、前から血尿だったのかもしれない。 それから、3ヶ月に1度は定期検診を受けることにした。確かハタチの頃、一度だけ結石になっていて、原因はそれだろうと思っていた。両方の腎臓には、人より多くの結石が埋まっていた。 しかし、2年経っても血尿はおさまらない。「両方の腎臓にある結石の数も異常だけど、それにしても稀な症状だ。」とお医者さんは言う

        • 予算

          もう1年前だが、小売の店舗に長らく立っていて、「予算」というのがずっとしっくりこなかった。お客様のこと、チームのことばかり考えていた、訳でもないが「予算」が心底モチベーションになったことはなかった。何故なら、「予算」の「裏側」を伝えられてこなかったし、知ろうとしなかったから。文字通り、「裏側」だった。近頃、経営にも携わりやっとわかるようになったことは、「予算」は自社のミッションを達成するため、それに関わる人たちへの適正な分配のためにはじき出した数字であること。 店舗に立つ側は

        本業を持ちながら、パートタイムで活動する理由

        マガジン

        • MHC
          2本
        • 日記
          5本
        • 写真
          4本

        記事

          「子供目線」2014.12.3

          「子供目線」2014.12.3

          「散る故の、尊さ」2014.11.24

          「散る故の、尊さ」2014.11.24

          「青の洞窟」2014.11.23

          「青の洞窟」2014.11.23

          「主を待つ」2014.11.13

          「主を待つ」2014.11.13

          三方良し

          http://www.mother-house.jp/special/mhc/4-4.php シリーズ第4弾「モノがあふれた時代のモノの買い方、売り方」第3回のゲストは、2011年に若干22歳で「21世紀の子どもたちに、日本の伝統をつなげたい」という想いから株式会社和えるを立ち上げ、2014年7月には初の直営店「aeru meguro」をOPENさせた矢島里佳さんを招いて議論を展開した。 矢島さんのお話を聞いていつも思うことは、ひずみがない企業運営をされているということだ

          三方良し

          ツール・ド・東北完走後記

          経験した者にしかわからない世界を知るために、苦痛や苦悩を乗り越えた先にある景色を見たかった。生きていると、あたかも自分が経験したかのように振る舞う人がいる。ときにそれは他人を傷つけ、本人は思考停止に陥る。全てを経験することはできないけれど、足を前に踏み出すことがはじまりのはじまりではないだろうか。 9月14日、ツール・ド・東北南三陸フォンド176kmを完走した。 体得したものは達成感よりも、応援してくれる、支えてくれる人への感謝の気持ちであった。それは、完走したからこ

          ツール・ド・東北完走後記

          無印良品ECサイトの目的

          昨日からリスタートしたMHC(マザーハウスカレッジ)。MHCとは「Warm Heart, Cool Head」を理念に、情熱を高め合い、その情熱を実現するために必要な思考を鍛え合う場である。 http://www.mother-house.jp/special/mhc/ シリーズ第4弾「モノがあふれた時代のモノの買い方、売り方」第1回のゲストは、日本を代表するコンセプトブランドとして世界展開を進めているMUJI(無印良品)のWEB事業部長、奥谷さんを招いて議論を展開した。

          無印良品ECサイトの目的