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涙の釜山ライブ(後半 )




一人の時に釜山ライブを観たいと思っていた。
結果…やっぱり一人で観て正解だった。涙のLiveになってしまったから。


朝から釜山ライブを見ようと決めていたので、そそくさと掃除をしワックスがけをし、ワックスが乾くのを待つ間にジン君の字幕入りのウイバスライブを見返した。

放送の日は、字幕無しでなんとなく雰囲気で観て和訳してくれたファンのツイートで内容を把握。


日本語字幕付きの動画を見返してみたら、冷静に淡々と話を進めるジン君がいて、素直に心の内をさらけ出していた。
ジン君の人となりが出ているなぁと。聡明で素直で。でも、少し臆病なところもあって。かと思えば大胆なこともたまにしちゃう。

アイドルなのでカメラに向かって手を振るシーンがよくあると思うのだけれど、ジン君ってすごく(ものすごく)長い知能線の持ち主なのだ。手相からも慎重に物事を考える人だと言えるみたい。

あれだけ、会社、グループ、国、政治、色々なところの狭間で兵役の事を考えなければならない人もいなかったのではなかろうか?

BTS official Twitterより ジン



話は戻って、釜山ライブ後半を観た。
ちょうど「butter」からだった。


他のメンバーはさほど汗をかいていないのに、大汗かいているナムさんのアップにどうしたって涙が溢れちゃう。

ジン君と同じくらい、グループのリーダーとしてグループの矢面に立ってきたし、これだけ色の違うメンバーを一つにまとめこんなにも大きなグループにした人。

どんな思いでこのステージに立っているのか、想像したら涙が止まらない。


黄金マンネのグクは、天性のスターだから(相当な努力家でもある)、ちょっとした目の使い方なんか真似しようと思ってもできない代物。ステージ以外のRAN!BTSやウイバスライブでの素の彼とステージ上の彼では、目が違う。ステージ上では憑依する本物の演者アーティストだなといつも思う。
そんないつもと同じようにステージで歌い踊るグクを見ても、きっと一番年下の彼ならではの入隊時期の悩みがあっただろうし、ジン君が入隊を決め入隊前最後の公演とわかっていながらやっているのだと思うと胸がギュッとなる。男として一番華やかな25歳。アイドルとしたってアーティストとしたってノリにのっていると言える年だと思う。その間の二年間もしくは三年間、どうするのがベストなのか、ジン君同様、相当話し合ったに違いない。
Vライブでカラオケ生歌を30分以上、無料でいいのか?と思うくらいやっちゃう。アミが聴きたいだろうからというのもあると思うけど、あれは自分が歌いたいから歌っているように私には見える。きっと『歌を歌う事が大好き』なグク少年がいつまでもいるんだろうな。

そんなグクから歌を取り上げないでね、と思ってしまったら、また涙が溢れちゃう。


ユンギのラップの場面で一人カメラに抜かれる部分でも、色々思いが溢れてくる。
だって、次男ですから。次男と言ってもジン君とたった3ヶ月しか生まれが違わないんですもの。
痛めた肩の手術をしたのだって、やっぱり兵役に関係していただろうし。


昼間から感傷的になってしまった。


覚悟が決まった彼らを見ている。
今までも少年から青年になる彼らの成長を見させてもらい、青年が更に成熟した大人になる姿をまざまざと見せてくれている。こんなに綺麗に(私たちにとって綺麗であって本人たちは相当の傷を負っている)見事にである。

だから、逆に少し怖かったりもする。

ジン君やメンバーの選択は間違っておらず、入隊の発表を釜山ライブの後にした事で、あの瞬間は、誰もが笑顔で終われたのだと思う。
ステージ上の彼等は、ほんの少し今後の事がよぎる瞬間もあったかもしれないが、そこはプロ根性プロ魂でやりきってくれたのだ。

心から感謝したいと思う。

こういったnoteを書いている自体が平和ボケしていると言われてしまうかもしれない。でも、こう思った事感じた事は、紛れもない事実であるから残そうと思う。

どこかで他国の事と思っている自分がいるのかもしれない。

自分にできる事って何?

安寧の世界になってほしいと心から願うことしかできないのかも。


BTS official Twitterより