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ラジオで培われたトーク術。ゆずの「アフタートークのアフタートーク」

(一年前に書いた記事です。何故か下書きに残っていたので今頃ですが公開します)

10月25日 ゆずデビュー日。
25年前の記念すべきこの日に2022年アリーナツアーのアフタートークのアフタートークがゆずの輪(ファンクラブ名)限定で配信された。

9月3日のライブ配信のアフタートーク

アフタートーク。笑。

内容はツアー中の出来事や、セトリの変更などについて。ファンから届いた質問にも答えていた。(今回も結局たった2問にしか答えていないのが、笑える)
話が色んなところに波及し、昔話や今の話を楽しそうにする二人を見ていると、こちらまでニヤけてしまう。


北川さんが主導で話を進める事が多いのだけれど、相方の岩沢さんはどの話もちゃんと覚えていて、「そうだねー、あった、あったね〜!」と、いい感じで相槌を入れる。

岩沢さんが話し始めると、北川さんの視線は必ず岩沢さんの顔だ。しかも、少し嬉しそうにニヤつきながら。


事務所の社長『ボス』こと「稲葉さん」の名前出しては二人でちょっとふざけて話す様子は、ゆずと事務所の社長の関係が良好なんだなぁと感じられて、とても嬉しい。


若かりし頃のゆずさんは、「オールナイトニッポン」のパーソナリティを務めていた経験もある。二人の会話はとても聞きやすい。

現在はオールナイトニッポンはやっていないが、モバイルアプリ「ゆず友」の中で「ゆずCast」という音声のみのコンテンツがある。
不定期配信ではあるが、すでにvol.27。

音声のみだからこそのゆる〜い感じや裏話や、楽曲の秘話などファンからしたら、お宝の音源である。

「ゆずキャスト」のアーカイブはなく、新しく配信されると前の回は聞けなくなってしまうのが、残念でならない。


20才そこそこの若かりし頃のオールナイトニッポンの音源を聴いた事がある。声も若いし、二人のテンションが高く、早口で、パワフル。
ラジオ番組の最後には「お別れ間際のスタジオライブ」必ず、生歌を披露する。

 

元気だ。


ゆずファンブログでラジオの書き起こしをしている方がいて、ファンになりたての頃は毎日のように読み漁っていた。面白くて面白くて。書き起こしでも、十分面白かった。



今は40代半ば。いい意味で、あの時のフレッシュさはない。
今でもあのラジオのままの状態であったとしたら逆に不自然でどうかと思う。
ちゃんと、40代の大人の落ち着きも兼ね備えていて、けれども面白い事や挑戦すること、ワクワクが大好きなところは変わらずで、ちょうどいい。


言わずもがな楽曲も好きなのだけど、この二人のバランスというか、夫婦感というか、同級生感というか…

本人たちもインタビューで答えているが、つかず離れずのこの距離感がちょうどいい。


かつて岩沢さんが
「どちらかが話している時は声が被らないようにしている」
と話していた事があった。


めちゃくちゃ、二人とも「できる男」である。


当たり前の事のように感じるが、ラジオの時には、「無言」=放送事故であるし、音声のみなので「ガチャガチャうるさく聞きづらい」=「無言」と同じくらい、重要だという事。


昔、ラジオで培ったトーク術。二人の間。
健在で嬉しくなります。