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【読書ノート #2】 「地球のはしからはしまで走って考えたこと」北田雄夫

日本唯一のプロアドベンチャーランナー・北田雄夫さんの初著書。
何かにチャレンジしている人、チャレンジしようとしている人、すべての人が一歩踏み出す勇気をもらえる本。
そして今の自分に喝を入れてもらえる本です。

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https://www.amazon.co.jp/dp/408788046X

北田さんのアドベンチャーマラソン参戦記(すごいエピソード満載!)を軸に、レースの裏側、装備の準備・選択方法、現実生活との両立、ライバルとの交流、そしてチャレンジを共にする同志の話なども織り交ぜて読みやすく書かれており、北田さんの物語にどんどん引き込まれていきます。
想像を絶するアドベンチャーマラソンレースの一端は、YouTubeの動画を見るとよりリアルに体験できるので必見です!


北田さんの過酷で突拍子もないチャレンジを追体験していくうちに、北田さんが「凡人から超人」へと成長していくさまをリアルに感じることができます。
そう、今や世界の北田さんも、最初は普通(?)のチャレンジからスタートしていること。そして、毎日の少しずつの積み重ねが大きな結果につながること。このことは常に自分の心にも問いかけていきたい。

レースへの準備・トレーニングに大きな努力が積み重ねられているのは想像に難くないですが(本文ではさらっとしか書かれていないですが)、読了後改めて思うのは、レース中の自分の心との向き合い方・心の持ちようが北田さんは半端ない。人並み以上の体力をベースとした精神力の半端ない強さが、北田さんが超人たる所以だと思うのです。

そして前例のない独自の価値を持つ「プロアスリート」になるための戦略・考え方にも大きな興味を持ちました。アドベンチャーマラソンを軸とした、自分プロデュースの目標を定めてチャレンジ・実行しているところ、ここが北田さんの真の凄さではないかと。

北田さんの前人未到の物語は始まったばかり。
北田さんと一緒にどんな景色を見ることができるのか、そして北田さんがどんな物語を作っていくのか、これからも楽しみにしたいと思います。
そして、僕も自分なりの小さなチャレンジを積み重ねながら、新しい物語を紡いでいければなと。

北田さんが”地球のはしからはしまで走って考えたこと“の中身については、ぜひ本を読んで確かめてください!

■備忘メモ
・北田さんが大切にしている言葉
 坂本龍馬「世の人は我を何とも言わば言え。我がなすことは我のみぞ知る」
 大草直子「謙虚であるか、感謝しているか、挑戦しているか、愛しているか、楽しんでいるか」
・現状に慣れてしまった体に鞭を打つことで、未知なる潜在能力を引き出す
・成功や失敗でなく、そもそもチャレンジすること自体が楽しいのだ。一歩踏み出せば、見える景色が変わり、新しい人と出会い、成長の喜びがあるのだ。
・できないことをするのではなく、できることを全力でし続ける。
・アドベンチャーマラソンの醍醐味のひとつは、大きな苦しみ以上に、くたくたにくたばれることだ。くたばった自分でも、残る力と技術と知恵を出し切って限界を乗り越えていく、そのことが面白いのだ。
・孤独は”大切なものを気づかせてくれる大切なもの”でもある。
・これまで挑戦を続けてきて失ったものは、「距離感覚」
 →100キロがあと少しで、1000キロ(大阪〜青森間!)は自分の足で走る距離

■4大極地最高峰レースの一つ、"サハラ砂漠1,000km"走破報告会については、こちらの記事に書きました。

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#地球のはしからはしまで走って考えたこと  
#この人生を前人未到の物語にしたい  
#NO ADVENTURE NO LIFE 

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