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#16VD 西京極キャピタルズ 仮想ドラフト指名後雑感

先日の分配ドラフトに引き続き16VD仮想ドラフトに参加しました!
いや~いろんな要素が混ざって非常に難しく、エキサイティングな仮想ドラフトを楽しむことが出来ましたね。

西京極 指名選手

第1巡 小園 健太 投手  市立和歌山高
第2巡 泉口 友汰 内野手 青山学院大学
第3巡 梶原 昂希 外野手 神奈川大学
第4巡 大江 克哉 投手  NTT西日本
第5巡 森 圭名  投手  青山学院大学
第6巡 向山 基生 外野手 NTT東日本
第7巡 松川 虎生 捕手  市立和歌山高
第8巡 松村 誠矢 外野手 富山GRNサンダーバーズ

指名各選手の詳細な紹介等々はこちらからどうぞ

当初の指名プランと実際の流れ

まずはじめに今回の16VDでの仮想ドラフトのルールをおさらいしておく必要がありますね。

・新規4球団+既存12球団の計16球団による完全ウェーバー制
・指名人数は各球団5人~8人、育成指名はなし
地元枠(出身の定義はこちら参照)選手を1人以上指名義務
・社会人チームから25歳(大卒3年目相当)以上選手を2人以上指名義務
独立リーグチームから1人以上指名義務

主要なルールはこんな感じです。
ざっと見た感じでもうかなり特殊性を持っていることが聡明な皆さんにはお分かりになったかと思います。

実際我々もかなり頭を悩ませてプランを組みました。
下位に関しては可能性が広すぎて固めていませんが、こんな感じとしていました。

第1巡 小園佐藤隼などをはじめとする投手
第2巡 関西大・野口か神奈川大・梶原
第3巡 トヨタ自動車・嘉陽宗一郎
第4巡 愛工大名電・田村俊介

内訳 投手3人、捕手1人、内野手1人、外野手3人

上位指名は実際のものと比較すればかなりの差異を見て取れますね。
ポイントごとにいろいろ見ていきましょう。

☆指名人数、内訳

チーム人数は58人とNPB球団としてはかなり少ない数字であり、少数指名にするメリットはほとんどないと考えて上限8人まで指名することは確定させていました。その上で分配の結果、西京極は比較的投手陣が厚い陣容になっていると捉えたので野手が重要であろうと考えていました。野手の中でも外野手は10人しかおらず、その内モヤや増田珠はほとんど内野手として起用方針を組んでいるため二軍の外野運用すら危うい状況に陥っています。このことから外野手3人を確保しておきたい思惑でした。

☆第1巡 小園、佐藤隼などをはじめとする投手

チーム事情として野手の方が狙い目ですが市場の状況としては投手がアツいと考えましたのでチームの需要と全体の供給を天秤にかけた結果、1巡目は投手の方が良いと判断しました。分配でも同じことを考えていましたが、やはり1発目の指名は大々的に宣伝できるもので進めたい部分があります。これは実利以上にマスコミが飛びつきやすい材料を提示できる選手が欲しいというゲスい考えなんですね。ウェーバー順は4番目であるので当然4人用意しておけば誰かは指名出来るのでそのようにして挑みました。
結果的には全体で1番の選手に位置付けていた小園投手を指名でき、望外の想いでした。1巡目は100点満点でしょう。

☆第2巡 関西大・野口か神奈川大・梶原

西京極の陣容を見るとショートセンターを任せられる選手に乏しいと言わざるを得ません。その2つのポジションにおいて即戦力的候補1番手がそれぞれ野口と梶原だと思っています。
しかし野口は直前で指名され、その他の遊撃候補もかなり早い段階で指名されており危険域に至っていました。梶原はまだ残っていましたが、ここでショートを逃すと取り返しのつかないことになりそうだったので青学の泉口を指名しました。とはいえ、泉口はもとより上位候補に置いていたため特に繰り上げて指名した訳ではないことは付け加えておきます。

☆第3巡 トヨタ自動車・嘉陽宗一郎

25歳枠は各球団2人、つまり合計32人は最低でも指名されることになります。流石に25歳以上の選手を32人用意できる自信がなかったので先手を打つ必要があると睨んでいました。嘉陽宗一郎はこの25歳枠ルールがなかったとしても上位で指名される可能性は充分ありそうなので最適な候補として3巡目に据えました。
が・・・駄目っ!考えが甘すぎました。
本来の嘉陽の実力に加え25歳枠ルールによってまったくもってこの順位では遅すぎるものとなっていました。指名の様子を見るに嘉陽を2巡目で指名した尾張以外にも狙っていた球団はいたようで結果的に万に一つもチャンスはなかったということになります。
しかし、幸運にも梶原はこの段階でも未指名だったため迷わず突っ込みました。大幅なプラン変更を強いられましたが、結果的に泉口と梶原の即戦力野手をW獲り出来たのは僥倖ですね。

☆第4巡 愛工大名電・田村俊介

3巡目に続き、4巡目も縛りを意識したプランになります。自分の調査不足によって京都出身の選手があまり候補に集められなかったのです。特に京都の高校生を現段階で見つけることがほとんど叶わなかったのが辛いところでしたね。その中で京都出身の田村俊介を外野手指名出来れば補強ポイントとも合致しうまみが大きいのではないかと考えました。
嘉陽も田村も安全に早めの指名を心がけたつもりではあったんです。ところが見込みが見当ハズレも甚だしく早々に他球団に掻っ攫われることとなってしまいました。
さあ弱った弱った。しかも周りも一気に25歳枠の指名が進んでおりこの波には乗らないと大きく遅れるぞ。てな訳で大江克哉の指名に至りました。京都出身かつ大卒社会人3年目の選手という縛りを一気に2つ破れる存在は稀有と言えます。こちらも結果的には良い指名に落ち着いたと満足していますね。

☆第5巡以降

25歳枠に関しては投手1人野手1人と考えていました。投手の筆頭は嘉陽だったのですが、野手の筆頭は向山基生としていました。全体の指名状況が思っている以上に25歳枠が消えていく展開で向山も5巡目で行かないと厳しいかなあと思っていました。しかし森圭名の指名チャンスがあることに気付いてしまい、迷いまくった挙句断腸の思いで森を選ぶこととしました。6巡目に向山が残るか残らないか、本当に気が気でなかったです。陣営内で自分が「向山は後ろに回しても残る!」と主張しただけに無理だったら切腹ものですからね。
その後高卒外野手→独立捕手といく予定でしたが、高卒外野手をもうすでにかなり取られてしまっていたのと、有望な松川虎生の存在が目についたのでそちらに動きました。

☆指名したかったけど断念した選手

もちろん、チーム構成上やMAXの指名人数が8名である以上良い選手と分かっていても見逃さざるを得なかった選手は大量にいてそれを全部紹介していたらキリはないのですが、その内どうしても1人だけ書いておきたいなと思いました。
それは群馬ダイヤモンドペガサスの井野口祐介選手です。
この選手は2007年のBCリーグ創設時からプレーしており、途中米独立への挑戦を挟みながら現在も一線で活躍しているまさに「BCリーグのレジェンド」。やはり目を見張るのは長打力で30歳を越えてもなお二桁ホームランを記録する強打者です。
なぜ指名を考えたか、となれば新球団創設にあたって酸いも甘いも知る井野口選手の経験は絶対にチームの血となり肉となると考えたためでした。現在では群馬でのコーチも務めており、人への教える能力も評価されてのことだと思います。どうしても若いチームになりがちな新規参入チームで引っ張る存在の貴重さはあるでしょう。そこに井野口祐介という男がハマってくれないだろうかという思惑で検討をしていました。
ただ、群馬にとっても欠かせない人物であることは言うまでもないため、指名してしまっていいものか、失礼にあたらないか、と考えを巡らせた結果今回は断念という決断に至りました。
このページにいかほどの影響力があるのか甚だ疑問ではありますが、井野口祐介選手という存在が野球界にいることが少しでも知られるなら私の願いは叶うものであります。

指名後の感想

仮想ドラフト指名前のチーム人数が58人で、どう考えてもNPB球団としては少なすぎる数字でした。正直8人では全然足りないくらいのものでした。ですから8人をどう有効に使うか、しかもその上で縛りもどうクリアしていくかがキーポイントとなっていました。

その中で建てたプランからは結構外れてしまった結果ではあるのですが、じゃあトータルで見た時の完成度はプラン通りにいったときに匹敵するものだったと自負しています。

やはり自分の中で今年ナンバーワンの選手と考えている小園投手の指名成功の意味合いは大きく、これだけで充分な評価を出来るものと思っています。その後もプランを変更した分の補填はしっかり行えており、まったくの問題はありません。

それから、新規4球団の指名は似通う感じになるのかなあとざっくり予想していたのですが、まったくそんなことはありませんでしたね。特に那覇陣営さんの指名はかなり特徴的で興味深いものでありました。そのほか既存球団でも「こういくのかあ」「あ~この選手をここで」と勉強になりましたね。2021年NPBドラフトまでは半年ある中でこれからいろいろ見ていく中での指針となったのは言うまでもありません。

それでは私からの16VD仮想ドラフトの感想はこの辺りで
この後チームロースターの最終決定などもありますので、その辺も書いていければと思っています。あと本拠地とかの構想とかも勝手に練ってるので気が向いたら殴り書こうと思っています。よければお付き合いください。

ではっ


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