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おしゃれなLEDランタンが欲しかったので自作した。

昨年の夏頃からBS日テレで放送してる極上!三ツ星キャンプにはまっている。この番組では色々なキャンプギアを紹介している(キャンプ道具のことをギアと呼ぶこともこの番組で知った)が見ているとキャンプをするわけでもないのに欲しくなってしまった。

もともとキャンプものはゆるキャンにハマったのがきっかけで物語中でアルコールストーブを作る話があった。すぐに自分でも作って遊んでみたが、いかんせんキャンプしないものだから活躍の場がない。
もっと日常的に使えるギアが欲しくなった。

紅葉も半ばの11月上旬、寝室に机をDIYした。

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カラーボックスに集成材を載せただけの簡単なものだがとても気に入っている。
ここで読書をするときに、ふと、いい感じのランタンがあるといいなと思った。

三ツ星キャンプでオイルランタンを見たときからランタンがとても気になっていたし、ゆるキャンでなでしこがバイト代で初めて買ったキャンプギアもランタンだ。やはりホモサピエンス•サピエンスはみんな火が大好きだ。

しかし、オイルやガスのランタンに手を出してしまったらアルコールストーブの二の舞だ。家の中で使うには似つかわしくなく、箪笥の肥やしになること間違いない。第一寝室で火は危なすぎる。やはりここはLEDだろう。

それからというもの1ヶ月くらいLEDランタンを探した。ネットでいろんな記事をあさり、Youtubeで灯りの具合を確かめた。気になったうちの何個かは駅前のL-breathやビッグカメラで見つけることができたためYoutubeだけでなく手にとって確かめることができた。

やっぱりシルエットはバルミューダが一番おしゃれでいいなとおもった。

barebonesもスチームパンクな感じがしてすごくいい

でもどれも満点じゃない。充電式ではなく単3電池で動くのが欲しかった。取り外せない内蔵式よりやっぱりエネループが便利だ。災害時にも役に立つ。充電ケーブルがmicro USBなのも気に入らなかった。type-Cなら良かったというわけでもなく、きっと数年後には違う形状が主流になっているんじゃないかと思うと、長く使いたいと思っているものに、そういった類のコネクタがついているのが嫌だ。かと言って専用のコネクタも嫌だ。やはり単3が枯れてていい。

そんなこんなで思い描く満点のランタンを探していたがついぞ見つけることができなかった。

それならしょうがない。ないなら作れ。”僕の考えた最強のLEDランタン”プロジェクトの始動である。

そして完成したのがこれだ。

せっかく自分で作るのだからといくつかの点にこだわった。

まず前述の単三電池で動くという点だ。4本5V〜で動く。エネループを8本用意すれば暗くなってきたら電池交換して充電のローテーションが可能だ。

次にこだわったのが電球型のLEDだ。これが最大のこだわりで、この電球を見つけられなかったら自作しようという気にはならなかったかもしれない。ハンズやホームセンターなど手軽に手に入る電球型のLEDは全てAC100Vのものだ。今回は持ち歩けるランタンが欲しかったのでDCの低電圧で動くものが必要だった。

そこで見つけたのが、12VMonsterだ。

このLED電球は直流低電圧で動くニッチな商品だ。
購入して電圧をかけてみたところ、6V弱でも十分点灯し、スイッチングすると明るさも変えられた。本当に大丈夫かどうかは電球を分解して中の回路を確認しないことにはわからないが、これは自分用である、動いたからヨシッ(安全帽をかぶった猫がこちらを見ている

3つ目のこだわりは、明るさの調整と電源スイッチを兼ねたボリュームだ。バルミューダを触ったときに、その操作感とオシャレさに一目惚れした。これをどうしても自分のランタンで再現したかった。秋月電子のスイッチ付き可変抵抗で再現したがとても使い心地がよく気に入っている。

最後のこだわりは、ランタンの顔、フレームだ。自作で作るうえで一番難儀しそうなパーツがフレームだと私は考える。フレームがダサかったらすべてがパーだ。幸い、IKEAでおしゃれで安いフレームを発見した。もしこのフレームに出会えなければ、台座の上に裸電球が鎮座するものが私にできた精いっぱいのオシャレランタンであったと思う。

最後に、もう一つの動画を貼って自慢のランタンを見せびらかす。暗いとこで撮った”うちの子”だ!


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