投稿9回目～半世紀を迎えて

おはようございます。

今週は、今年初の夏日もあれば寒の戻りもあり正に三寒四温、着るものに困る日々が続きますね😱

そんな今週、誕生日を迎えました。

何と半世紀に到達です‼️

人生100年と言われる昨今ですが、折り返しに辿り着くと、やはり感慨深いものがあります。

劇団四季を退団してから１０年を迎え、デビューからは２８年、Y.I.Personal🌱で活動を始めてから９年。

舞台芸術に関わってからは、クラシックバレエやピアノを始めた３歳から４７年‼️

自分の人生を振り返ると舞台芸術は欠かせないもので、宿命だったのだと感じざるを得ません。

両親が私が物心つく頃に、女の子だから姿勢良く成長するようにとバレエや器械体操を習わせ、音感をつける為、ピアノのレッスンも通わせてくれました。
だから、その道を極めるためというよりは、健やかな成長を願っての習い事として捉えていたので、まさか娘が舞台人を仕事にするとは思いも寄らなかったそうです。

私自身もその道を極めるという夢は抱いていませんでした。

私の夢は、母のような女性になることでした。

母は、父や私のためにより良い生活を提供することに専念しながらも、自身の生きがいとなるスポーツや趣味に情熱をかけ、毎日を精一杯輝いて生きて、とても生命力に溢れる格好いい憧れの存在です。

お料理もお裁縫も完璧で、お茶目なところもあって、正に『昭和のお母さん』です。

そんな母のようになりたいけど、なれるとは思えないなと子供ながらに感じながら歳を重ねる内に、進路の選択に至り、ふと何をしたいか自問自答する時が訪れました。

その時に、それまでの自身の軌跡において舞台芸術のレッスンは、両親が私の成長の為に与えてくれた素晴らしい機会だったのだと再認識し、この貴重な体験を、両親が与えてくれた環境で培ってきた技術を活かせるところに進路を決めようと決意したのです。

私への無償の愛情に応えることが舞台人として歩む意志となり、そこから大阪芸術大学へ進学、就職活動として劇団四季のオーディションを受審、合格を得て研究生として劇団四季で研鑽を積みその後、同劇団の俳優として舞台人の歩みが始まりました。

そこで劇団四季創立者の浅利慶太先生に出逢い、舞台芸術の根幹となる教えをご教授頂けたことで、私の人生の大きな指標を、使命を得ることになります。

頂いた教えを後世に継承、伝承してゆくことは、劇団で培ってきたことを活かせる在り方の一つです。

浅利先生はお亡くなりになられましたが、先生が遺されたメソッドや心得は伝え続ける限りなくなりはしない。

私でできる恩返しをしたいと、その一心で今も活動を続けている次第です。

Y.I.Personal🌱のレッスンを受講下さる方々は、皆さん浅利先生の教えがどのようなものかご興味を抱かれてお越しになられます。
そしてその教えに触れると、感銘を受けられ、更なる向上心を持って続けて受講される方々が多く見受けられます。

みるみる成果を発揮される方もいらっしゃいますし、なかなかお越しになれない方は、時間をかけて着実に変化されてゆくことを実感されていらっしゃいます。

受講生の皆様が各々に手応えを得て好きなことに邁進できる喜びを実感されているお姿を拝見する度に、浅利先生の教えを伝えてゆくことが意義深いことだと再認識致します。

半世紀を迎えた今、その使命の遂行を改めて決意し、自身の技術維持、向上もこれまで以上に心掛け精進してゆくことを自身に誓いました‼️

この先、既に今も実感していますが、肉体の衰えは止めようのない抗えぬ運命です。

その衰えの進行を少しでも遅く、緩く歳相応より少し不相応に歩めるようにこの先の半世紀と向き合って参ります🍀

舞台芸術の基礎訓練にご興味ある方との新たな出逢いを楽しみにしております✨

Y.I.Personal🌱
舞台芸術基礎力向上教室
石倉康子

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