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下町そぞろめぐり2023#22 エシカル・スピリッツ オフィシャルストア

お店のコンセプト:「循環経済を実現する蒸留プラットフォーム」

東京リバーサイド蒸溜所 by The Ethical Spirits & Coさんは、「循環経済を実現する蒸留プラットフォーム」を目指し、廃棄素材を使用したクラフトジンの生産や、再生型蒸留所を運営されています。

日本酒生産工程の最後に生成され本来は廃棄されてしまう素材であった「酒粕」をリユースすることで、エシカル・スピリッツを代表するクラフトジンブランド『LAST』が生まれました。

「飲む香水」を掲げ、至高のアロマを実現したフレーバード・ジンとなっています。海外でもアワードを多数受賞するなど、高い評価を得ています。

<東京リバーサイド蒸溜所設備>
出典:当社ホームページ参照

商品紹介:「エシカルだから、もっと美味しい」、まずは美味しさから。

ジンは、一般的に穀物をベースに原酒を蒸留し、原酒を再度蒸留する過程でボタニカルの香りをつけて造られます。

製法や原料の自由度が高く、ジュニパーベリーを使用するという大原則さえ守れば基本的に自由です。口に含むと弾けるボタニカルが「飲む香水」を思わせます。

・酒粕から生まれたジン『LAST』シリーズ
・廃棄されるはずだったお酒が蘇り生まれたジン『REVIVE』シリーズ
・廃棄されるはずだった素材のまだ知らないおいしさを楽しむ『ÉTHIQUE』シリーズ

『SECRETO GIN』は、輪島市ならびに一般社団法人輪島市観光協会、輪島朝市組合の後援のもと、石川県輪島市の滞在型観光推進と輪島朝市の振興を目指し、新たな名物商品を造成する事業の一環として開発されました。

【この度の令和6年能登半島地震を受け、少しでも現地のお役に立ちたいと考え、決済手数料及び送料を引いた商品売上の全てを被災地へ義援金として寄付させていただくことにしました。】~当社ホームページより~

JALのラウンジにてコーヒー抽出後に残る「コーヒー粉」をボタニカルに使用し蒸留した『Re FLY』。洗練された和をテーマに「ヒバ」や「柚子」などのボタニカルを使用し、和の寛ぎを醸します。

サントリーワインで用いた白ぶどう「甲州」のしぼりかすと鹿児島県喜界島の土着柑橘である「シークー」をキーボタニカルとし蒸留『【サントリーコラボ】クラフトジン UNEARTH STORY #1 KOSHU & CITRUS』


<さまざまなジンを楽しめます>
<LAST>


出典:商品紹介は当社ホームページ オンラインストア参照

1Fエシカル・スピリッツ・オフィシャルストア:
1Fの 蒸留器のあるフロアの路面側にあるストアでは、エシカル・スピリッツが展開するクラフトジンのボトルやジンソーダなどのテイクアウトドリンクが購入でき、ジンの“香り”をお楽しみいただけます。


<1Fエシカル・スピリッツ・オフィシャルストア>

2F Bar&Dining Stage:
2Fはエシカル・スピリッツが展開するジンを使ったオリジナルカクテルや、それぞれの味わいに合わせて開発したフードメニューが提供されています。

<2F Bar&Dining Stage>
出典:当社ホームページOur Studio参照

サステナビリテイへの取組み:アジア最大級の蒸留酒コンペティション『TWSC 2023』にてSDGs賞を受賞

ジンは、賞味期限がなくフードロスを防ぎ、糖質を気にしないでお飲みいただけます。

これまで、酒粕を使用した『LAST』に始まり、コーヒー粕やカカオハスクなどの未活用資源を使用した様々なクラフトジンを蒸留しています。

最近では、成田国際空港の伐採木をボタニカルに使用したクラフトジン『Cloud9』、や、クラフトジンシリーズ『UNEARTH STORY』では、「マイナーな素材や廃棄されてしまう素材から、もう一度物語(STORY)を発掘する(UNEARTH)」をコンセプトに、サントリーから提供された素材をボタニカルに使用したジンなど、SDGsの取り組みの一貫として、多くの企業・ブランド・自治体と手を組みながら未活用素材をボタニカルなどに活用し、美味しいジンに生まれ変わらせる取り組みを広げる予定です。

アジア最大級の蒸留酒コンペティション『TWSC 2023』※にてSDGs賞を受賞されました。
※東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)は、日本人の繊細な味覚をもって、世界中のウイスキーおよびスピリッツの審査を行う日本で唯一の品評会です。

 出典:2023年7月6日当社プレスリリース 「アジア最大級の蒸留酒コンペティション『TWSC 2023』にてSDGsを受賞」
東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)ホームページ

 今後の展開:世界初となる “木の酒” の生産販売に挑戦

世界初となる “木の酒” の生産販売に挑戦するプロジェクト「WoodSpirits(ウッドスピリッツ)」の商品を主に製造する新たな蒸留所(以下 新蒸留所)を茨城県つくば市にて建設することを発表。(茨城県つくば市の小学校跡地(旧作岡小学校)で、廃校舎の利活用)

「Starring the hidden gem(隠れた才能をステージへ)」を理念に、世界をリードするサステイナブルなスピリッツブランドを目指しています。

≪Brand Promise:Crafting the New Luxury 新たな嗜好価値を象る≫     
1.Better As Ethical:「エシカルだけど良い」ではなく、「エシカルだから良い」へ。

2.Be Circulars:そのモノの、物語を紡ぐ。

3.From Alternative:起点は、目的ではなく素材にある。

出典:2023年9月19日当社プレスリリース
「世界初となる “木の酒” の生産販売に挑戦「WoodSpirits」製造に向けて、新たな蒸留所の建設を発表」
出典:当社ホームページCompany Info参照

エシカル・スピリッツ オフィシャルストアのSDGs宣言書

さまざまな活動の中から経済、社会、環境の3側面からの取組みをエシカル・スピリッツ オフィシャルストアのSDGs宣言書として表明いただき、SDGs経営支援チームTOKYOの中小企業診断士が内容を確認いたしました。

<エシカル・スピリッツ オフィシャルストア SDGs宣言書>

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