自由に書いてみるフリーズ将棋2
ではこの局面から、もう少しだけ変化を見ていこう。先後が逆で面倒。。
この局面で同銀(F飛)なら受かっていないのだろうか。
受かっているかいないかといえばこれでも十分受かっていて、ほぼ互角、やや指しやすいくらいというのが私の形勢判断である。
お互いに歩の交換をしただけでフリーズを一回ずつ消費して、
こちらの主張は次の2七歩(F飛)が厳しいことと、5七角成の狙いが残っていること。
それに対し相手の主張は手番を握っていることと、2三飛成の狙いが残っていることか。
手番を活用するなら2四歩や2二歩と攻めてくる順がみえるが、丁寧に受けても2七歩(F飛)でも、検討した結果こちらが指せる変化のようだ。
3八銀と一度受けるのが自然だと思うが、それに対し2五歩と角道を通しながら飛車の効きを遮って…。という手を私は予想してみたい。
別の変化に移ろうと思う。
相手側が2三歩成をF銀で指したらどうなるのか。
こちらが歩を一枚持っているなら話は早い。2七歩で受かる。
ただその歩すらない状況となればどうするか。
一番最初に目につくのは5七角成だが、3二とが詰めろでそれを払っても2一飛成もさらに厳しく、さらに5二歩の王手解除の筋ができることもあり一手足りない。
正着はおそらく飛車の成りこみをジッと受ける3一金。
銀を取っても同飛で、角を取っても同桂で、勝負はまだまだといえどフリーズを一方的に二回消費して代償がが駒一枚なら、受けきったと表現してもよいだろう。
2七歩(F飛)も残っているのも大きい。
この局面の変化はこのくらいにしておこうと思うが、もう一言。
基本図の局面で7六歩が突いていたらいつでも3三角成の王手解除があるため、前の記事とこの記事で書いた形勢判断は大きく変わると推察する。
おそらくこの仕掛けは成立してしまうため、基本的に飛車先は本将棋のように受けておくことをオススメする。
ではここで詰将棋を一問!
先手残り1回
後手残り1回
次の記事で解答載せます!
ではではー
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